天気図記念日

883年（明治16年）2月19日は、日本において初めて天気図が作成された記念すべき日です。この天気図は、ドイツの気象学者エルウェン・クニッピングによって描かれ、彼が英語で書いた天気概況を翻訳したものでした。この天気図は、当時全国11箇所の測候所から電報で送られたデータを基にしており、7色で印刷された非常に先進的なものでした。3月1日からは毎日1回のペースで印刷・発行され、8月23日以降は新橋と横浜の駅に掲示されるようになりました。ただし、この「天気図記念日」は公式には気象庁によって定められたものではありません。

天気図とは、地図上に気温、湿度、気圧などの気象データを記入して、天候や気象現象を視覚的に表現したものです。世界で最初の天気図は、1820年にドイツのハインリッヒ・ブランデスによって作成されました。現在では、世界中の地上観測所や海上の船、上空の気球から集められたデータを基にして、毎日複数回天気図が作成されています。これらの天気図は、現在の天候を分析し、未来の天気を予測するために不可欠です。天気図の作成には、コンピュータによるデータ解析だけでなく、熟練した技術や手書きによる作業も一部含まれています。主要な気象データは一般にも公開されており、知識があれば誰でも天気図を作成することが可能です。

気象庁では、日本周辺の天気を分析するために、1日7回観測されたデータを基に実況天気図を作成しています。これらの天気図は、色分けされたカラー画像やFAX送信用の白黒画像として、気象庁のホームページに掲載されており、気象情報を必要とする人々にとって重要な情報源となっています。

• 901年（延喜元年1月25日） - 菅原道真が大宰府へ向けて出発する。
• 1665年（寛文5年1月1日） - 落雷により大坂城の天守閣が炎上。
• 1883年 - 東京気象台がドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導の下、日本初の天気図を作成。
• 1900年 - 北海道拓殖銀行が特殊銀行として設立。
• 1945年 - 第二次世界大戦・太平洋戦争・日本本土空襲: アメリカ軍機1,200機が関東各地を攻撃。以降、空襲が激化する。
• 1948年 - 「当用漢字別表」（教育漢字）881字と「当用漢字音訓表」（当用漢字1850字の漢字の読み方を制限）を内閣告示。
• 1949年 - 第3次吉田茂内閣が発足。
• 1949年 - 日本社会人野球協会が発足。
• 1958年 - 滄浪号ハイジャック事件発生。
• 1961年 - 長野県栄村青倉にて雪崩が発生。家屋4戸が全壊して11人が死亡、3人軽傷。
• 1971年 - 東大宇宙航空研が試験衛星「たんせい」を打上げ。
• 1974年 - 東大宇宙航空研が試験衛星「たんせい2号」を打上げ。
• 1976年 - 衆議院予算委員会で、ロッキード事件の証人喚問を開始。証人喚問の場に立った国際興業創業者で同社社主（当時）の小佐野賢治が発した「記憶にございません」が流行語に。
• 1977年 - 日米繊維協定の対米輸出規制枠の全廃に合意し、事実上完全自由化。
• 1978年 - 北京で日中長期貿易取り決めに調印。
• 1978年 - 宇宙開発事業団が電離層観測衛星「うめ2号」を打上げ。
• 1996年 - 薬害エイズ事件で菅直人厚生大臣が謝罪会見。
• 2005年 - 京都議定書が発効。地球温暖化の主原因物質である二酸化炭素の排出量を削減することを先進国に義務付け。
• 2006年 - 神戸空港開港。

（Wikipediaより国内抜粋）

2月16日には、日蓮（日蓮宗始祖）、狩野永徳（絵師）、高倉健（俳優）、こまどり姉妹（歌手）、逸見政孝（アナウンサー）、多岐川裕美（女優）、ジョン・マッケンロー（テニス）、相川七瀬（歌手）、中村俊介（俳優）、オダギリジョー（俳優）、バレンティーノ・ロッシ（オートバイレーサー）、源田壮亮（プロ野球）、松岡茉優（女優）、小松菜奈（モデル）、目黒蓮（Snow Man））が誕生しています。（敬称：略）