【要約】イラン攻撃中国とロシアはガクブル【髙橋洋一チャンネル#1461】

【要約】イラン攻撃中国とロシアはガクブル【髙橋洋一チャンネル#1461】
『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

  イラン攻撃に対する中国とロシアの反応

『高橋洋一チャンネル#1461』の要約

中国・ロシアの反応と「賛否の分布」

中国は「イランへの軍事支援には慎重」「大規模攻撃は国際法違反」と強調しつつ、今回のアメリカの攻撃を非難する立場に寄っている
ロシアも同様に、米国の攻撃を非難する側に立ち、国際社会の中でも「米攻撃を明確に非難する国は多くない」という見立て
・一方で、米攻撃を積極的に支持する国も多くはなく、例としてカナダオーストラリアが挙げられる
欧州日本は「攻撃への賛同は積極的ではない」が、「イラン(核開発・核保有化の方向)が問題だった」という認識に近い、という整理

欧州の対中接近の揺り戻しと「安全保障の優先」

・少し前まで、欧州首脳が相次いで中国を訪問する「対中接近」の流れがあった(背景にウクライナ戦争でロシアと対立し続ける事情)
・しかし、今回のイラン情勢が前面に出ると、結局は安全保障が優先され、欧州の対中接近は「裏目(恨みに出る)」になり得るという見方
中国としても、露骨にイランを軍事支援すればアメリカと真正面衝突(“ガチンコ”)になりかねず、現実には「見て見ぬふり」に寄る、という筋立て

「インテリジェンス格差」が戦局を決める(米の優位と中露の弱点)

・現代戦はインテリジェンス(情報・監視・偵察)がなければ、どれほど高性能の兵器でも実力を発揮できない、という趣旨(自衛隊関係者との会話として紹介)
アメリカインテリジェンス能力は突出しており、相手側から見ると「どこまで把握されているか分からず怖い」という圧になる
ウクライナ戦争では、ロシアが短期で決め切れなかった要因として、アメリカイギリスが情報を流し、ゼレンスキー側が寸前で逃げ切れた――という通説に言及
・この構図は「アメリカロシアの情報能力に大きな差がある」ことの裏返しで、同様に中国も“察知して手当てする”水準に達していないのでは、という推論
・例として、ベネズエライラン中国製防空システムに資金を投じても「実戦で役に立たなかった」点を挙げ、これが中国にとって“2連敗”で評価を落とす、と述べる
・周辺国はこうした結果を見て「中国インテリジェンスは弱いのでは」と判断し得る、という結論

トランプの「三正面同時解決」仮説(狙いはノーベル?)

・話題を転じ、トランプの狙いは「孤立主義」などの建前より、最終的にはノーベル平和賞を取りたいだけでは、という見立てを提示
・現在の主要な火種を「ウクライナ」「中東」「台湾」の3つとし、同時に“片付ける”シナリオを仮説として組み立てる
・手段の骨格:まずベネズエラを落として中国向けの石油を絞る → 次にイランも抑える(独裁国家2つを落とす)
・さらに、イランを抑えることでロシアへの武器・支援の流れも締め上げ、ウクライナでロシアが行き詰まる方向に誘導する、という連鎖を想定
・ただし原油高はロシアの戦争継続力を高めかねないため、OPECアラブ諸国と話を付けて増産させ、原油価格を上げないことで世界経済の混乱も抑える、という設計
・中東の構図も「イスラエル vs(アラブ+ペルシャ)」から「イスラエルアラブ vs ペルシャ(イラン)」へ組み替え、力で抑え込む(=力による平和)という発想
・最終的に3地域が沈静化すれば、「結果として平和にしたのは自分だ」と言い張り、国際批判(国際法云々)は気にしない――“結果だけ”重視、という見立て
・この延長で、習近平はトランプとの会談を嫌がるはず/台湾に手を出せば北京を叩くという示唆が効いて焦る、などの連想が語られる
・一方で、台湾への関与は軍事だけでなく、選挙介入で親中政権を作る方向が主力では、という見方も添えられる


キーワード 中国, ロシア, イラン, アメリカ, 国際法, 核, インテリジェンス, 防空システム, ウクライナ, ゼレンスキー, ベネズエラ, トランプ, ノーベル平和賞, OPEC, 原油, 台湾, 習近平, 力による平和