【要約】2025年を振り返る〜前半ダメダメ、後半ハッピーな1年【髙橋洋一チャンネル#1422】

INDEX(目次)
- 2025年を振り返る
- 『高橋洋一チャンネル#1422』の内容を要約
- ① 2025年の振り返り企画(年末トークの趣旨)
- ② 1月:トランプ就任とウクライナ停戦の現実性
- ③ 1月:髙橋氏の大きなけが(右肩骨折)と長期リハビリ
- ④ 2月:対米姿勢と「1兆円投資」発言、関税局面の始動
- ⑤ 3月:政治とカネ(政治資金パーティー問題)と追加処分
- ⑥ 3月:財務省解体デモ(反発の可視化)
- ⑦ 4月:大阪・関西万博(“空いている”予想の外れと混雑)
- ⑧ 4月:米価格高騰(生活実感の差が出る問題)
- ⑨ 6月:東京都議選の惨敗と「石破要因」評価
- ⑩ 6月:髙橋氏の腰痛→骨折判明(番組運営にも影響)
- ⑪ 7月:参院選敗北と番組の“バズ”
- ⑫ 8月:石破おろし局面での粘り(粘る場所が違うという批判)
- ⑬ 8月:ドジャース観戦(回復局面の象徴)と“運気の転換”
- ⑭ 秋(10月前後):政局転換(高市政権、公明離脱、支える勢力の変化)
- ⑮ 10月:ドジャース・ワールドシリーズ連覇(明るいニュースの連鎖)
- ⑯ 11月:G20・日米首脳会談と高市政権の外交露出
- ⑰ 12月:台湾発言への中国反発と、年末の補正予算成立
- ⑱ 総括:前半の停滞から、年後半の“反転”へ
2025年を振り返る
『高橋洋一チャンネル#1422』の内容を要約
① 2025年の振り返り企画(年末トークの趣旨)
・年末企画として、2025年の出来事を「月ごと」に回顧する構成
・政治(国内外)だけでなく、スポーツや番組・個人の出来事も織り交ぜて、1年の空気感の変化を整理する狙い
・総論としては「前半は重いニュースが続き、後半にかけて流れが反転した」という語り口で進行
② 1月:トランプ就任とウクライナ停戦の現実性
・トランプ大統領の就任が、年初の最大トピックとして言及された
・就任後「何日でウクライナ停戦」といった言説もあったが、現実には利害関係が複雑で、短期での実現は困難だろうという認識が示された
・年初時点から国際情勢が動く前提で、国内政治・経済への影響も意識される空気があった
③ 1月:髙橋氏の大きなけが(右肩骨折)と長期リハビリ
・髙橋氏自身の「年明け早々のビッグニュース」として、静岡駅で転倒し右肩を骨折した件が語られた
・本人は「軽くついた程度」の感覚だったが、受診すると骨がはっきり割れており、想定以上の重傷だった
・翌朝の診察でも骨折が確定し、固定の影響で肩が固まり、可動域が戻るまで約11か月ほどかかったという実感が述べられた
・回復にはリハビリも必要で、総合すると「ほぼ1年がかり」という長期戦だった、と整理された
④ 2月:対米姿勢と「1兆円投資」発言、関税局面の始動
・2月のトピックとして、石破氏がトランプ政権に対し「1兆円投資」といった趣旨の発言をしたことが挙げられた
・発言の打ち出し方や、当人が現地に行っていない点などを含め、違和感をにじませるコメントがあった
・この頃から、通年で影響が続く「トランプ関税」の厳しさが、実務・空気感として始まっていたという位置づけ
⑤ 3月:政治とカネ(政治資金パーティー問題)と追加処分
・3月は「政治とカネ」として、政治資金パーティー問題で自民党議員の追加処分が続いた点を回顧
・捜査・調査の区切り(例:東京地検の動きが一段落した後)に合わせて処分が進む印象が語られた
・マスコミもこのテーマを強く扱い、結果として辞任・離党など「人が辞める」局面が生じた、という見取り図で整理された
⑥ 3月:財務省解体デモ(反発の可視化)
・同じ3月の象徴的出来事として、いわゆる財務省解体デモが取り上げられた
・背景には、財政運営や増税・緊縮への反発、財務省への不信感といった空気があり、「時代の変化」として捉えられていた
・「財務省」批判がネット言論だけでなく、街頭で可視化される段階に入った、というニュアンス
⑦ 4月:大阪・関西万博(“空いている”予想の外れと混雑)
・4月は大阪・関西万博が話題の中心の一つになった
・当初は「空いている(=行きやすい)」という見立てもあったが、実際には時期が進むほど混雑し、予約が取れない局面も出た
・髙橋氏は通年パスを購入しており、結果として4~5回程度来場したが、「もっと行きたかったのに後半は無理だった」という振り返り
・「空いている」と言っていた情報への不満も示され、情報発信の精度に疑義を呈する語りになった
⑧ 4月:米価格高騰(生活実感の差が出る問題)
・同じ4月頃から米価格高騰が問題化し始めた、という整理
・髙橋氏自身は米の消費量が多くないため「体感は限定的」としつつ、米をよく食べる層は負担が大きいだろうと述べた
・生活者の消費行動(主食の比重)によって、痛みが分かれるタイプの物価問題として描かれた
⑨ 6月:東京都議選の惨敗と「石破要因」評価
・6月は東京都議選で自民党が歴史的低水準に落ち込んだ点を回顧
・前年の衆院選敗北に続く「連敗」の文脈で語られ、原因の中心として石破氏への評価(=石破要因)が繰り返し示唆された
・「予想も当たった」という趣旨の発言もあり、選挙結果はある程度見えていた、という認識
⑩ 6月:髙橋氏の腰痛→骨折判明(番組運営にも影響)
・6月の「忘れてはいけない出来事」として、髙橋氏がぎっくり腰と思った症状が長引いた件が語られた
・レントゲンでは判別しづらかったが、MRIで2か所骨折が判明したという経緯
・強い痛みで寝返りもできず、起き上がることすら困難になり、生活・仕事に大きく影響
・コルセットで多少動けるようになったが、番組を2~3週間休むなど、継続運営にも影響が出た
⑪ 7月:参院選敗北と番組の“バズ”
・7月は参議院選挙で自民・公明が敗北した点を回顧
・「これは予想できた」「ひどい」という評価で、政権への厳しい見方が表明された
・同時期に、チャンネル内では東野氏との回が大きく伸びた(大ブレイク/バズ)という“明るい話題”も挿入された
⑫ 8月:石破おろし局面での粘り(粘る場所が違うという批判)
・8月は、連敗を重ねた石破氏に対し「おろし」の空気が強まる中でも、本人が粘った点が批判的に語られた
・「政治家は選挙に負けたら終わり」「粘るべき局面が違う」という論旨で、姿勢の優先順位を問題視
・比喩として、シーズン中は頑張らず、年俸交渉だけ粘る選手のようだ、というイメージで批判を強めた
⑬ 8月:ドジャース観戦(回復局面の象徴)と“運気の転換”
・一方で8月には髙橋氏の「グッドニュース」として、体調面の不安が残る中でドジャース観戦を実現した話が出た
・コルセット着用で移動し、通関等でも身体状況を示す必要があるなど苦労はあったが、試合観戦自体は強い満足感
・大谷翔平の試合、勝ち試合、イベント(ボブルヘッドデー等)にも触れ、「このあたりから流れが変わった」と位置づけた
⑭ 秋(10月前後):政局転換(高市政権、公明離脱、支える勢力の変化)
・ドジャース観戦後の流れとして、石破氏が退き、高市氏が総理になったという政治の大きな転換が語られた
・さらに公明党が離脱し、新たな政権運営の形へ移行した点を「良い変化」として肯定的に評価
・従来は「公明党がどうするか」が焦点だったが、結果として離脱し、代わって維新や国民民主が支える構図が強まった、という整理
⑮ 10月:ドジャース・ワールドシリーズ連覇(明るいニュースの連鎖)
・10月はドジャースのワールドシリーズ連覇が大きな“良いニュース”として回顧された
・「良い流れになると良い話が続く」という語り口で、政治の転換とスポーツの快挙を重ねて“追い風”感を強調した
⑯ 11月:G20・日米首脳会談と高市政権の外交露出
・11月はG20や日米首脳会談に触れ、高市政権の外交面での露出が増えたことが象徴的に語られた
・「世界の真ん中で」という表現で、国際舞台での存在感が増したという評価がにじむ
・国内の空気が明るくなる要因の一つとして、外交イベントが位置づけられた
⑰ 12月:台湾発言への中国反発と、年末の補正予算成立
・12月は、台湾関連の発言を契機に中国側が強く反発した件が回顧された
・発言内容自体は「変なことを言っていない」という立場で、中国側の過剰反応(“勝手に発狂”というニュアンス)として整理
・また年末に大型補正予算が成立し、当初「維新のみ」と思われた支持構図に、国民民主も加わった点が強調された
・「少し前なら考えられない」政局の組み替えが起き、政策推進の地盤が強まった、という評価で締めた
⑱ 総括:前半の停滞から、年後半の“反転”へ
・前半は関税、政治とカネ、選挙敗北など、重いテーマが続いたという整理
・後半は政局転換(高市政権、公明離脱)と、スポーツの快挙などが重なり、空気が明るくなったという語り
・最後の数か月は「ネジを逆回転させた」ように、悪い流れが反転し、良い方向に進みつつあるという結論で2025年を総括した
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