【要約】小泉進次郎にまた文春砲が炸裂!必死の売り込みに笑ってしまう総裁選の裏側!【髙橋洋一チャンネル#1364】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
総裁選情勢分析
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
自民党総裁選の情勢と水面下の駆け引き
・小泉進次郎氏の陣営に関して、文春が「地元自民党の高市派党員が一方的に除名された」と報じ、陣営に不利な材料とされている
・マスコミは「国会議員票は小泉氏優勢、党員票は高市氏がややリード」と伝えるが、両者を合計すると小泉氏勝利と予測する報道が多い
・しかし実際の国会議員票(約300票)は個別調査可能であり、マスコミもリスト化して取材しているが、議員は剥がしを恐れて本音を語らない傾向が強い
・「言うと面倒だから全部断る」「適当に違うことを言う」という議員も多く、国会議員票の予測は信頼性に欠ける
・前回総裁選でも「高市氏は30票程度」と予測されたが、実際は倍以上の票を獲得し、予想が大きく外れた例がある
陳情・要求と候補者への圧力
・候補者には応援を口実にポストを求める陳情が集中し、メールには露骨な要望が並ぶこともある
・安倍元首相時代にも、支援要請のメールが多数寄せられ、その「自己評価の高さ」に思わず笑ってしまう内容もあったという逸話が紹介された
・こうしたやり取りは候補者の負担が大きく、またショートメールなどで水面下のやり取りがなされるため、両陣営にいい顔をしている議員も少なくない
「ステルス支持」と剥がし対策
・議員票には「ステルス支持」が多く、表立って表明せず最後まで態度を隠す議員が多数いる
・剥がし工作を避けるため表明を控えるのが賢明とされ、実際には「確定支持」以外は不明瞭な状態
・結果的に、開票してみないと国会議員票の実態はわからないとの見方が強い
派閥動向とキーマンの立場
・麻生派は分裂気味で、麻生太郎氏本人が最後まで態度を表明しない可能性が指摘される
・石破茂氏、菅義偉氏、河野太郎氏、藤井孝男氏らは小泉支持を明確化しており、小泉陣営には財務省関係者も多数入り「財務省色の強さ」が目立つ
・岸田派の動向は不透明で、党内の力学次第で結果が左右される可能性がある
高市氏の巻き返しと地元対策
・高市早苗氏は党員票で大きく伸びる可能性があり、議員票との組み合わせ次第では逆転の可能性も残る
・神奈川県で「高市つぶし」とされる動きが出ており、最後の票伸びを阻止する狙いがあるとの指摘もある
・しかし実際には地元で高市支持が拡大しているとの情報もあり、情勢は不透明
最終局面と見通し
・最終的には決選投票に持ち込まれる可能性が高く、勝敗は土壇場の議員票の動き次第
・投票は郵送が中心で、スクープ報道もすでに影響が小さい時期に出されているが、議員票への影響はなお残る可能性がある
・小泉陣営は支持基盤が高齢層中心のため「ネット世論の影響はほぼない」と強調している
・一方、高市陣営の「巻き返し力」が注目され、最後まで予測不能の総裁選になるとの見方が強い
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