【要約】小泉進次郎 早くもボロが出かかっている【髙橋洋一チャンネル#1355】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
小泉進次郎氏 自分の立場を言わない
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
小泉進次郎氏、選択的夫婦別姓への立場回避
・小泉氏は総裁選で注目される「選択的夫婦別姓」について、自身の立場を示さず「言わない」と発言
・党内で意見が割れる課題(LGBT政策、エネルギー政策、税制など)全般に対しても意見を出さず、討論を避ける姿勢
・リーダーに求められるのは意見対立を調整し方向性を示す力であり、立場を示さないこと自体がリーダーシップの欠如と批判
総裁選の短期日程と「ボロ隠し」戦略
・総裁選は9月22日告示、10月4日投開票で、わずか12日間という異例の短期間
・森山派らが仕掛けたとされ、討論会の回数を減らし小泉氏の「ボロ」が露呈しないように調整したと解説
・長期間の選挙戦では失言や政策の不備が露呈するリスクが高いため、短期決戦で乗り切る戦術
メディアと小泉人気の構図
・既存メディアは小泉氏を積極的に推す報道を展開
・理由は「若さ」「取材のしやすさ」「石破路線の継承」にあり、旧来路線を担う存在として評価されている
・表向きはフレッシュに見えるが、実際は財政緊縮・増税志向など「岸田・石破路線」をそのまま引き継ぐ内容
支持層の実態と選挙への危うさ
・小泉氏の人気は高齢者層に偏り、「かわいい孫のようだ」との感覚的支持が中心
・若年層は賛成党や国民民主党などへ流出しており、小泉氏は若者層に浸透していない
・人気を過信して解散総選挙に踏み切れば、大敗を喫するリスクが高いと警告
・過去にも「コメ解散」で支持を得られず、失策が続いた経緯がある
政策上の問題点と将来リスク
・「年収の壁」撤廃を名目に社会保険料徴収を拡大するなど、実質的増税策を推進
・石破・岸田路線を継承すれば、財務省主導の緊縮財政が一層強化される可能性大
・自民党は保守層の支持を失い、賛成党や維新、国民民主へ票が流れる構造が続く恐れ
・立民との連携は現実的に難しいが、部分的政策協調の余地はあり、岸田色が残る政権運営になる可能性も指摘
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