【要約】GDP1%成長でも先行きは暗い!経済対策を打たない石破【髙橋洋一チャンネル#1338】

【要約】GDP1%成長でも先行きは暗い!経済対策を打たない石破【髙橋洋一チャンネル#1338】
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 GDP1%成長でも揺らぐ足元

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

GDP成長率の現状と懸念

・日本のGDP成長率は年率1%と低水準にとどまった
・非製造業やエンタメ分野が成長を牽引しているが、製造業は振るわない
・日経新聞は「設備投資の伸びに不安」と報じ、景気の先行きに警戒感

製造業と自動車産業への打撃

・製造業は米国市場依存度が高く、トランプ関税の影響が大きい
・自動車7社は関税15%で約2.7兆円の減益を試算(GDPの0.4%に相当)
・関連産業も含めるとGDPに約1%の悪影響が及ぶと推計

関税問題の不透明さ

・本来15%に引き下げ予定の関税が25%のまま据え置かれている
・決定時期が不明で、企業も投資判断を下せない状況
・関税が長引くほど企業収益への悪影響は拡大する

日々積み上がる損失

・現状では1日あたり30〜50億円の損失が発生している
・「成果が出ている」との政府説明に対し、実態は逆であると批判
・関税の長期化で企業収益とGDP成長率の下押しが続く懸念

波及効果の大きさ

・自動車産業は裾野が広く、関連部品や流通まで波及する
・製造業の所得減少が家計消費に直結し、非製造業も打撃を受ける
・「エンタメ需要」は製造業の所得に支えられているため持続困難

株価上昇の裏側

・実体経済の悪化にもかかわらず株価は上昇
・お盆前後は「夏枯れ相場」で板が薄く、外国人投資家が仕掛けやすい
・株価上昇は一時的で、実態経済を反映していないと懸念される

経済対策と臨時国会の消極姿勢

・本来は補正予算で速やかに対応すべきだが、石破政権は慎重姿勢
・臨時国会を開けば政権の弱点が露呈するため回避したい意向
・ガソリン税関連の法案ですら処理が遅れる可能性がある

政治的思惑と経済軽視

・「政権維持が優先され、経済対策が後回し」との批判
・不景気が深刻化しても政治的リスクを避けたい思惑が透ける
・経済悪化を放置すれば「日本経済を滅ぼす行為」との厳しい指摘

必要とされる経済政策

・GDPが1%下落すると5兆円規模の経済対策が必要
・有効需要の原理に基づき、消費税減税や財政出動が効果的
・財源を巡る議論が障害となり、迅速な対応が困難化

財源論の弊害と悪循環

・「財源がない」との主張で景気対策が遅れる懸念
・対策を打たないと税収が減少し、さらに景気が冷え込む悪循環
・本来は国債発行で機動的に対応すべきだが、政治的に躊躇

キーワード:GDP成長率、設備投資、製造業、自動車産業、トランプ関税、日々の損失、夏枯れ相場、臨時国会、経済対策、財源論、消費税減税、国債発行

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