左巻き石破「アメリカ依存からの自立」【髙橋洋一チャンネル#1315】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
石破総理の米国依存からの自立発言
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
石破氏の「アメリカ依存からの自立」発言に懸念
・石破首相が「アメリカ依存からの自立」を語ったが、外交・安保政策としては幼稚との批判
・「米軍撤退」「アジア版NATOに中国参加」など、現実的でない発想に近づいていると指摘
・本来は中国に対して「なめるな」と強く言うべきなのに、アメリカへの強硬姿勢ばかりが目立つ
・外務省は中国に対して「遺憾表明」だけで済ませているが、表向きの対応より直接交渉が重要
キーワード:石破茂、アメリカ依存、外交安全保障、自衛隊、中国、遺憾表明
岸田前首相も「反米」色をにじませる発言
・岸田氏も名指しは避けつつも「力による現状変更の否定」など、米国批判と取れる発言をした
・タイミング的に石破氏の発言と重なるため、「岸場=反米政権」と米側に受け取られる可能性
・アメリカは石破政権の背後に岸田氏がいることを当然認識している
・中国の挑発に対して厳しく出ず、アメリカに厳しく出る姿勢に疑問の声
キーワード:岸田文雄、石破政権、対米姿勢、日中関係、反米印象
与党の選挙情勢は厳しく「自民30議席台」も
・自民党内の情勢調査では、与党(自公)で過半数割れの可能性が高いとの見方
・自民は30議席台、公明は10議席台とのデータもあり、「自民一桁」という噂も
・このままでは衆参ともに与党が少数勢力となり、野党との連携が必要になる可能性
キーワード:参院選、自民党、公明党、過半数割れ、選挙情勢
立憲民主との連携で「増税政権」誕生の懸念
・最も組みやすいのは議席数の多い立憲民主であり、財務省は「増税しやすい相手」として期待
・国民民主は意見が割れがちで扱いづらいため、政権与党の相手として敬遠されがち
・財務省は「使い勝手がいい」吉川元政権(野田政権)を評価しており、再登板を望む声も
・財務省の思惑により「立民との増税連携」が現実味を帯びてきている
キーワード:財務省、立憲民主党、野田佳彦、増税、政界再編
フェンタニル問題で日本は「財務省だけが沈黙」
・米国が問題視するフェンタニル密輸に対し、日本では厚労省や警察が対応方針を明確にしている
・しかし、輸出経路管理を担う財務省(税関)は対応を明言せず、アメリカの不信を招いている
・名古屋港経由での「ワンタッチ経由輸送」が問題視されており、財務省の対処が不可欠
・財務省が行動しなければ、米政府は日本の本気度を疑うと懸念
キーワード:フェンタニル、密輸、財務省、税関、アメリカ政府
石破政権の外交姿勢に「親中・反米」懸念広がる
・中国に対しては「なめられている」のに何も言わず、アメリカには強硬発言
・「中国様には配慮、アメリカには反発」という態度に米国が驚いている
・外交安全保障の本質を見誤っている政権と受け取られる危険
キーワード:石破茂、親中、反米、日米同盟、安全保障政策
ベッセント財務長官訪日も「対米交渉の機会逃す」
・米国ベッセント財務長官は穏健派だが、公式交渉には消極的とされる
・このタイミングでの「反米的発言」は交渉ムードを台無しにする恐れ
・せっかくの交渉機会を石破政権が自ら潰しているとの見方も
キーワード:ベッセント財務長官、日米交渉、石破政権、外交失策
政局混迷と「増税政権誕生」の流れが同時進行
・政権与党の議席減少と財務省主導の増税路線が並行して進行中
・立憲民主党と財務省の思惑が一致すれば「増税推進政権」誕生もあり得る
・有権者が選択を誤れば、財務省にとって理想的な状況が実現してしまう
キーワード:増税政権、財務省主導、選挙結果、立憲民主党、政界再編