トランプ関税スマホ除外からの別関税 iPhoneの価格はどうなる?【髙橋洋一チャンネル#1252】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
トランプ関税スマホ除外 一転、別関税へ
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
トランプ関税とiPhone価格への影響
・トランプ氏の関税政策により、スマートフォンも対象に含まれる可能性が出てきたが、過去にはiPhone価格への影響を懸念して除外された経緯もある。
・トランプの政策は「中国たたき」「貿易赤字の是正」を主軸にしており、特に中国からの製品には最大170%超の関税が課せられることも。
・iPhoneは約8〜9割が中国で組み立てられているため、アメリカ製と見なされながらも実質的に中国製品の影響を強く受ける構造。
・このため、iPhoneが関税の影響で価格上昇する可能性がある。特に日本では円建て価格がドル換算に依存しており、為替や関税の影響を受けやすい。
・現在のiPhone 16を買っておけば、関税の本格適用前に価格上昇を避けられる可能性があり、今後発売予定の17の購入は見送る手も。
・iPhoneの買い替えサイクルは一般ユーザーで約4年とされ、16を購入すれば2年程度の「貿易摩擦期間」は乗り切れるとの見通し。
・Appleは市場ごとの価格設定を調整するが、日本市場はiPhoneのシェアが高く「少々価格を上げても逃げない」と判断される可能性がある。
・日本市場向けには「価格を据え置いた風」を装いつつ、実際には微増となる「静かな値上げ」の可能性も指摘。
・過去モデルからの買い替えであれば、12から16などのジャンプであれば大きな性能差を体感できるため、買い替えの満足度も高い。
・今後の関税状況や為替次第で価格はさらに変動するため、買い替えのタイミングは「読み」と「自己責任」が伴う判断になる。
キーワード:トランプ関税、iPhone価格、Apple、米中貿易摩擦、日本市場、為替、関税回避、価格戦略