【要約】未練がましい玉木さんが残念。なぜ連合の呪縛から脱せられないのか【門田隆将チャンネル#0011】

INDEX(目次)
未練がましい玉木さんが残念。なぜ連合の呪縛から脱せられないのか
『門田隆将チャンネル#0011』を要約
自民党が維新に協力要請、維新の「12項目要求」
・産経報道を引きつつ、自民党が維新に協力を要請し、維新側は政策協定のために12項目の要求を提示していると紹介
・要求はかなり細かく、多方面にわたる内容になっていると門田氏は評価
・門田氏は「要求が多いほど、全部が一致するわけではない=連立の必要条件にならない」と述べ、過度に心配しなくてよいと主張
12項目は「高市路線に寄せた内容」との見立て
・門田氏の感想として、維新の要求は高市氏の政治信条・政策に近づけたものが多いという
・具体例として、防諜・安全保障、憲法改正、男系男子の皇位継承を前提にした皇室制度関連、戸籍同一性の原則維持と通称使用拡大の法制化、国旗国歌の位置づけ明確化などが並ぶと説明
・これらが「高市氏の主張してきたものがずらっと盛り込まれている」とし、維新は一緒にやる気が強いとの印象を語る
企業・団体献金禁止は最大のネック
・維新が掲げる「政治献金(企業・団体献金)の禁止」はハードルが高く、折り合わないと門田氏は断言
・理由として、自民党は地方に根差した政治活動を基盤にしており、地元企業や団体の支援を受ける政党支部活動が基本構造だと説明
・そのため、企業・団体献金を一律禁止する方針とは噛み合わないという見立て
落としどころは「ネット公開による透明化」
・門田氏は、維新側も全面禁止が通らないことは織り込み済みだろうと述べる
・妥協点として「誰から献金が来て、どう処理されたかをインターネットで公開する透明化」が現実的だと主張
・これは自民・公明・国民民主の3党が3月末に合意していた透明化路線と一致し、そこで決着するだろうと語る
・政策協定はすでに大筋で決まっており、残りの調整は「セレモニー的な確認作業」に近いというニュアンス
玉木国民民主への強い失望
・門田氏は本来、高市政権の「第一の協力相手」は玉木氏率いる国民民主だったと繰り返し強調
・15日の段階で、高市氏側が国民民主にも協力を打診し、減税(103万円の壁、ガソリン暫定税率廃止など)を一緒に実行しようと持ちかけていたと説明
・しかし玉木氏は「信頼関係がまだ醸成されていない」として参加を見送り、まずは既存の3党合意を先に進めたい姿勢を取ったとされる
背景に「連合の影響が強い」との指摘
・門田氏は、玉木氏の判断の背景には連合・芳野会長の「自民との連立は許さない」という意向が色濃く反映されたと推測
・その結果、国民民主が連立に入らず、若者に人気のあった同党が政策実現の中心に立てないのは残念だと述べる
・維新より国民民主の方が高市氏に近い協力相手だったのに、拒否したのは「自ら招いた結果だ」と厳しい評価
玉木氏の発信への反発と「筋の悪さ」批判
・門田氏は、玉木氏が自身の動画で「維新が入るなら国民民主は連立に入る必要がなくなった」「立憲・国民・維新の3党協議が裏で決まっていたなら残念だ」などと維新への不満を露わにした点を問題視
・「出し抜きや騙しのようなことはやめた方がいい」といった恨み節を公にしたのは不適切だという立場
・さらに、連立を離脱した公明党と国民民主が組む方向に動くのはおかしい、という疑問を呈する
「ホップ・ステップ・肉離れ」—玉木氏の失敗癖という見方
・門田氏は、玉木氏が肝心な場面で失敗するという評価(山尾ショックの時も含め)を引き合いに出し、今回も同様だと語る
・高市氏が精神誠意で協力を求めたのに応じなかったことで、高市氏自身も落胆しているだろうと述べる
・「財務大臣に玉木氏を据え、減税を一緒に実現してほしかった」という門田氏の願望も強く示される
今後の政局見通し:連立成立と高市首相誕生へ
・門田氏は、維新との政策協定は一部合わない点があっても最終的にはまとまると見通す
・その結果、首班指名の1回目投票で高市氏が過半数を獲得し、決選投票に進まず一発で決まる可能性が高いと主張
・日本初の女性総理誕生が現実味を帯びているとして、視聴者に「安心してほしい」と締める
・就任後の早期の外交デビューとして、トランプ氏との会談が予定されているとの期待感を語り、日本の復活に向け一緒に頑張ろうと呼びかける
キーワード:高市政権, 自民・維新連立, 政策協定12項目, 企業団体献金禁止, ネット透明化, 国民民主党, 玉木雄一郎, 連合・芳野会長, 減税政策, 103万円の壁, ガソリン暫定税率廃止, 首班指名, 女性総理

