外国免許の日本免許への切り替え問題
by hamn

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日本保守党竹内衆議院議員が質問主意書で「外国人の運転免許証切り替え問題」を取り上げました。
外免切替で行われる2つの試験は「知識確認(学科試験)」と「技能確認」ですが、その知識確認(学科試験)ですが、日本人が普通免許を取得するための学科試験よりも難度の低いものであることが問題です。
試験は10問出題され、しかも記述問題なく、全て〇×形式で解答。10問中7問以上の正解で試験合格という極めて緩い試験となっています。
さらに問題は、日本語以外でも多言語で受験可能ということです。各免許センターによって対応可能言語が異なりますが、例えば、東京の場合、アラビア語、インドネシア語、ウルドゥー語、英語、韓国語、スペイン語、タイ語、タガログ語、トルコ語、フランス語、北京語、ベトナム語、ペルシャ語、ベンガル語、ポルトガル語、マレーシア語、ミャンマー語、ロシア語と多国に渡り、日本語ができなくても受験できるという制度。
果たして、日本語がわからなく、日本の複雑な交通規制、交通標識を理解できなくとも、安全に運転できるのでしょうか。
政府は外免切り替えによる外国人の事故の統計は取っていないということですが、レンタカー会社の事故数の統計では近年、大幅に事故が増加しているとのことです。
外免切り替えの申請には宿泊先のホテルの住所でも良いという安易な制度。事故後の連絡が取れないという大きな問題もあります。
INDEX(目次)
外国免許の日本免許への切り替え問題
1. 警察庁官僚との会合
- 2024年3月7日(金)、警察庁の運転免許担当官4名が議員事務所を訪問。
- 日本保守党側から事務長や竹内裕子衆議院議員が参加。
2. 外国免許の日本免許への切り替え問題
- 外国の運転免許を一定の手続きを経れば、日本の免許に切り替え可能。
- さらに日本の免許を使って国際免許証も取得できる。
- 手続きが緩すぎるため、中国人による不正取得が増加。
3. 外免切り替え制度の問題点
- 住所の問題:免許取得時にホテルの住所を登録できるため、事故や事件が発生しても居場所が不明。
- 偽造免許の問題:外国で偽造した免許を正規のものと偽り、日本の免許を取得するケースが発覚。
- 試験制度の甘さ
- 日本人は厳格な技能試験・筆記試験を受けるが、外国免許保持者は技能試験・筆記試験が免除。
- 知識確認試験:10問中7問正解で合格、合格率91%。
- 技能確認試験:直線とS字カーブのみで合否判定、駐車やバック運転の確認なし。
4. 制度悪用の実態
- 当初は「海外で免許を取得した日本人が帰国後にすぐ運転できるように」との目的で始まった制度。
- 近年、中国人による制度の悪用が顕著になり、駆け込み取得が増加。
- 既に警察庁もこの問題を認識しており、制度の厳格化が必要。
5. 改善策と対応
- 技能確認試験の厳格化:
- 駐車・バック運転の確認を必須にすべき。
- 法改正は不要:
- 省令・ガイドラインの改正で制度変更が可能。
- 迅速に対応できるため、即時対応を求めた。
- スピード感を持った対応の重要性:
- 制度厳格化の動きが広まる中、不正取得の駆け込みが増えている。
- 特に中国人による大量取得が問題視されているため、早急な対応が必要。
6. 今後の進め方
- 竹内裕子議員が「質問主意書」を提出し、政府の対応を確認。
- 回答が曖昧な場合、再度質問を出し、官僚と直接議論。
- 日本の安全のため、厳格な制度改正を強く求める。
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