【要約】あさ8時!(あさ9)第731回【2025年11月17日】

INDEX(目次)
百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時!第731回』
「あさ8時!」は、テレビや新聞であまり報道しないニュースを独特の切り口でコメントする必見Youtube番組です。下記は番組の冒頭でリストアップの記事に該当するBing検索ページにリンクしています。(番組は順不同で進行しますが、時間の関係もあり、すべての記事は紹介されません。)
③島田議員 外国人患者の医療費未収問題「不法滞在者を減らすべき」
⑧認定NPOフローレンス 補助金で建てた施設を担保に5000万円借金
②保守党が初の党大会 百田代表「次期衆院選で10議席獲得」
https://www.fnn.jp/articles/-/960998#goog_rewarded
①“日本への留学、慎重に検討を”中国政府が国民に呼びかけ
https://news.ntv.co.jp/category/international/2fbb565c0ebc4a02b2ec81cc59fdde3d
④高市政権で「非核三原則」見直し議論へ 安保3文書改定巡り
https://www.sankei.com/article/20251114-6NWI6PUVLRORDK7JPTEDZJ67V4/
⑥北朝鮮に安否確認12人追加 新潟県出身の大沢孝司さんら
https://www.sankei.com/article/20251116-EOFVNCDIIZKVFMOIMG6B5SU4HU/
⑨ 醒剤「キャラ入り」錠剤5万錠押収 田園地帯に加工拠点、男ら逮捕
https://www.asahi.com/articles/ASTCF3SM4TCFULOB00FM.html
【要約】R7 11/17 あさ8時! 第731回
番組では、日曜討論での社会保障に関する議論や各政党の立場に始まり、医療制度における利権構造や外国人の医療費未払い問題といった社会保障の深い問題へと話が展開します。また、日本保守党の党大会での目標議席数や、中国政府が国民に呼びかけた日本への留学に関する慎重論、さらには北朝鮮による拉致問題と特定失踪者、非核三原則の見直し議論、覚醒剤の違法製造拠点摘発など、多岐にわたるニュースや政治的な話題について、保守的な視点からの分析と意見交換が繰り広げられます。
② 保守党が初の党大会 百田代表「次期衆院選で10議席獲得」
・日本保守党は14日、結党以来初めての党大会を東京都内で開いた。
・百田直樹代表は次期衆院選の目標議席について「10議席を獲得したい」と強調した。
・百田代表は、東京・大阪・福岡といった大都市を「がっちり抑えたい」と述べた。
・大会後の記者団に対し、百田代表は目標議席について「10は少なかったかな?最低10だ」と発言し、より高い目標を示唆した。
・百田代表は大会あいさつで、高市首相を「今回の自民党総裁選の中では一番まともな人」と評価し、掲げる理念に良いものがあると述べた。
・もし高市首相が本気で減税、日本の移民大国路線の見直し、再エネ政策にいったんストップをかけたいと考えるなら、日本保守党として協力は惜しまないと表明した。
・島田議員は、参政党が参院選で14議席を獲得した事例を挙げ、日本保守党の「10議席以上」という目標は決して絵に描いた餅ではないと説明した。
キーワード:日本保守党, 党大会, 次期衆院選, 10議席, 高市早苗, 減税, 移民大国見直し, 再エネストップ
① “日本への留学、慎重に検討を”中国政府が国民に呼びかけ
・中国政府は中国国民に対し、日本の治安情勢は不安定であるなどとして、日本への留学を慎重に検討するよう呼びかけた。
・これは、高市首相の台湾有事に関する発言への対抗措置の一環とみられている。
・中国教育省は、日本の治安状況と留学環境は良好とは言えず、中国国民の安全リスクが高まっていると主張した。
・中国政府は、留学生に日本の技術を盗ませる「スパイ」のような使命を帯びさせており、今後も送り込み続けたい思惑があるため、あくまで「慎重に」という表現にとどめた可能性が指摘された。
・日本は中国人留学生に対して税金から補助金を出しており、これは中国側にとって「おいしい話」であるとの見方がある。
・今回の呼びかけは、インバウンドによるオーバーツーリズム状態を抑制し、むしろ日本人の国内旅行消費額を増やすきっかけになり得るため、「朗報ではないか」という評価も出ている。
・日本はこの機会に、中国人留学生受け入れの是非やあり方を根本から見直すべきだと指摘された。
キーワード:中国政府, 留学慎重検討, 治安情勢, 高市発言対抗措置, スパイ, インバウンド抑制, オーバーツーリズム
④ 高市政権で「非核三原則」見直し議論へ 安保3文書改定巡り
・高市政権は、国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定(来年末まで)に際し、非核三原則の見直しについても議論する方向で検討に入った。
・検討の背景には、「核兵器を持ち込ませず」の原則が、アメリカの核抑止力の実行性を低下させかねないという判断がある。
・高市首相は衆議院予算委員会で、非核三原則を堅持するかどうか問われた際、明言を避けた。
・島田議員は、「持ち込ませず」は事実上空文化しているため、ここだけを外す措置は残りの「作らず」「持たず」を再確認することにつながり、かえって抑止力の低下を招くと強く懸念している。
・非核三原則の見直しを議論するより、日本が原子力潜水艦を保有し、イギリス型に近い独自の核抑止力を確保する方向に高市政権は集中すべきだと提言された。
・非核三原則は法律ではなく、政府が黙っていればよい性質のものであり、すでに空文化している部分をあえて崩しても戦略的意味は乏しいと指摘された。
キーワード:高市政権, 非核三原則見直し, 安保3文書改定, 持ち込ませず, 核抑止力, 空文化, 原子力潜水艦
⑥ 北朝鮮に安否確認12人追加 新潟県出身の大沢孝司さんら
・国連人権理事会の作業部会が、北朝鮮に安否確認を求める拉致被害者らのリストに、新潟県出身の大沢孝司さん、中村三奈子さんら特定失踪者12人を追加した。
・この事実は、特定失踪者問題調査会への取材で明らかになった。
・大沢さんの兄は、リストへの追加に言及し、日本政府に対し特定失踪者救出に向けた一層の努力を求めた。
・国連人権理事会の強制的失踪作業部会は、横田さんらや特定失踪者計約40人のリストを北朝鮮側に送り、安否確認と人権保障を求めている。
・この問題の解決には、国際社会や周辺国からの働きかけを継続することも重要だが、西岡力氏を首相補佐官に任命し、首相の側近として活用するなど、人事を政策として行うことが不可欠だと主張された。
・現行の拉致問題特別委員会はほとんど開かれず、形骸化していることが問題視された。
キーワード:北朝鮮, 安否確認, 特定失踪者12人追加, 国連人権理事会, 強制的失踪作業部会, 拉致問題, 西岡力
⑨ 覚醒剤「キャラ入り」錠剤5万錠押収 田園地帯に加工拠点、男ら逮捕
・静岡県富士市で10月、違法薬物の製造拠点とみられる建物が捜索され、覚醒剤成分を含む錠剤約5万錠など大量の薬物が押収された。
・押収された錠剤の一部には、ゲームなどのキャラクターが描かれており、若年層を意識したデザインだった。
・警察は、密売組織が若年層への浸透を狙った可能性があるとみて警戒を強めている。
・逮捕されたのはイラン国籍の男3人で、密輸された覚醒剤を錠剤に加工していたとみられている。
・これは、中国やイランなどがアメリカ社会を混乱させるために麻薬を送り込む「逆アヘン戦争」の一環である可能性があると指摘された。
・イランが日本を中継基地として利用し、最終的にアメリカに送り込んだり、日本国内で販売したりするルートが構築されている恐れがある。
・アメリカはイランを「最大のテロ国家、ファシズム独裁国家」と認識している一方、日本はイランに対する認識が甘すぎるとの批判がある。
・日本は今回の摘発を機に、イランに対して国際標準に合うような締め付けを徹底的に行うべきだとされる。
キーワード:覚醒剤, キャラ入り錠剤, 5万錠押収, 富士市, 加工拠点, イラン国籍, 若年層浸透, 逆アヘン戦争
