【要約】あさ8時!(あさ9)第712回【2025年10月17日】

【要約】あさ8時!(あさ9)第712回【2025年10月17日】

 百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時!第712回』

00:01:30 番組開始


下記のリストは番組で切り込んだニュースのダイレクト・リンクです。

①維新が自民に政策提示、企業献金廃止など12項目

https://jp.reuters.com/markets/japan/7MG4VVIVVFIA7K6BBRIHLRDKLQ-2025-10-16/

②高市総裁が参政・神谷代表と会談 首相指名選挙での協力要請

https://www.sankei.com/article/20251016-BQDJE5YQT5NVZIDK7IRTT2PVWU/

③維新・前原誠司氏「先送りした問題は公明が離れたから行える」

https://www.sankei.com/article/20251016-D32RSILINNAZTAYXMKW4IIHWFM/

④麻生氏、少数会派「有志・改革の会」に協力要請 首相指名選挙

https://mainichi.jp/articles/20251016/k00/00m/010/121000c

⑤鎌倉オーパーツーリズムの対策費を募るクラファン、6日でわずか1万円

https://www.sankei.com/article/20251015-E6FQIKUGC5AK7FKASZKUQ6C2RQ/

⑥倶知安町に外国人労働者向け住宅街の開発計画 道が農地転用を許可へ

https://www.htb.co.jp/news/archives_33949.html

⑧「町長室で性交渉」虚偽告白、草津町批判の団体元代表が謝罪

https://www.yomiuri.co.jp/national/20251015-OYT1T50238/

⑦トランプ政権、日本のロシア産エネルギー輸入停止を期待

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-16/T47DZDGOYMTG00

【要約】百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時!第712回』

番組では、日本維新の会が自民党に対し、企業献金廃止や議員定数削減を含む政策を提示した状況や、高市総裁が賛成党の神谷代表に協力を要請したことなどを詳述しています。また、日本保守党に対する自民党へのすり寄りという風評を否定し、同党はガソリン減税などの重要政策実現に重点を置く「我が道を行く」姿勢であることを強調しています。さらに、オーバーツーリズム対策としてのクラウドファンディングの不振や、外国人労働者向け住宅開発トランプ政権のエネルギー輸入停止要求外国人犯罪の増加といった社会的なニュース項目についても意見を述べています。

維新が自民に政策提示、企業献金廃止など12項目

・自民党と日本維新の会は16日、連立政権樹立に向けた政策協議の初会合を国会内で開催しました。
・維新側は、企業献金廃止や国会議員の定数削減など、政策実現に向けた要望12項目を自民党に示しました。
・維新の藤田共同代表は、自民党の高市総裁からフルスペック(閣内協力)の連立入りを提示され、本気度を感じたと述べました。
・自民党とは憲法や国家観などが近く、高市総裁との信頼関係が深まったとしましたが、
・12項目には、食品への消費税を2年間停止することや、企業団体献金の廃止など、自民党が合意しにくい要望も含まれており、継続協議となりました。
・藤田氏は、12項目には議員定数など重い内容があり、1回の協議での合意は難しいと説明しました。
・12項目すべて、あるいは重要な特定項目への合意が協力の絶対条件であるかは明言しませんでした。
・会談には、自民党から高市総裁、鈴木俊一幹事長、小林鷹之成長会長、維新からは中司宏幹事長、斎藤アレックス成長会長が出席しました。
・(有本氏は、維新の国家観について、過去に靖国神社に変わる国立の追悼施設を作ることをマニフェストに入れていた点などを挙げ、疑問を呈しています。)
キーワード:企業献金廃止、議員定数削減、フルスペック

高市総裁が参政・神谷代表と会談 首相指名選挙での協力要請

・自民党の高市総裁は16日、参政党の神谷代表と国会内で会談し、臨時国会での首相指名選挙を巡り、自身への投票を要請しました。
・神谷氏は、参政党は独立独歩で行き、国益を最優先した行動を取ると応じ、持ち帰りました。
・会談は15日に高市氏が呼びかけ、減税や外国人問題、スパイ防止法などについても意見交換が行われました。
・高市氏は神谷氏に、参政党とは政策が近いと伝えましたが、神谷氏は駆け引きなしに良い政策は応援し、ダメなものはダメだという考えを示しました。
・参政党は首相指名選挙で神谷氏自身に投票する方針であるため、高市氏の求めに応じるかは微妙な情勢です。
・(有本氏は、高市氏が言うほど両党の政策が本当に近いのか疑問視しています。参政党は企業団体献金の廃止や独自の農業政策など、自民党とは異なるスタンスがあるためです。)
キーワード:神谷代表、独立独歩、首相選挙

維新・前原誠司氏「先送りした問題は公明が離れたから行える」

・日本維新の会の前原誠司元共同代表は15日、維新が運営するYouTubeチャンネルに出演し、自民党との連立政権協議にあたり、公明党が離脱した自公政権の総括をする必要性に言及しました。
・前原氏は、公明党が与党にいたことのプラスマイナスを考えるべきだと述べ、先送りした問題を公明党離脱で行える機会が来ていると語りました。
・教育の無償化や社会保険料改革については、公明党のサポートで自民党がしぶしぶやったと評価しました。
・一方、軽減税率の導入は公明党が訴えたことで複数税率になり、制度が複雑化したと批判しました。
・本来は給付税額控除を取り入れるべきだったとも述べ、選挙目当てのばらまき姿勢にも疑問を呈しました。
・憲法改正も公明党との連立で進まなかった面があると指摘しました。
・(有本氏は、前原氏の発言は財務省的思考そのもので「我々の敵」だと厳しく批判しています。)
キーワード:前原誠司、公明離脱、軽減税率、教育の無償化

麻生氏、少数会派「有志・改革の会」に協力要請 首相指名選挙

・会派「有志・改革の会」(7人)の幹部が東京都内で自民党の麻生副総裁と会談し、首相指名選挙での協力を求められたことが分かりました。
・麻生氏からの要請は首相指名に限られ、政策や政権枠組みの話はありませんでした。
・同会派は、元民主党の4人の無所属議員と、維新から離党・除名された3人が合流して結成されたものです。
・(有本氏は、解散総選挙があれば無所属で戦う厳しさを指摘しています。)
キーワード:有志・改革の会、麻生副総裁、首相指名選挙、無所属

鎌倉オーバーツーリズム対策クラファン、6日でわずか1万円

・鎌倉市がオーバーツーリズム対策のために始めたクラウドファンディングが、開始6日で寄付1人・1万円にとどまっています。
・問題は、漫画『スラムダンク』で有名な江ノ電鎌倉高校前駅周辺で、外国人観光客による飛び出し・違法駐車・ゴミ問題が深刻化。
・集めた資金は警備人件費や案内板設置などに充て、市財政の負担軽減を狙っています。
・募集期間は10月10日〜来年1月7日、目標額は350万円。
・(有本氏は、外国人による迷惑行為対策を日本人の税金で賄うのはおかしく、資金が集まらないのは当然と指摘。さらに、政府は入国税や宿泊税を外国人向けに引き上げる制度設計をすべきだと主張。)
キーワード:鎌倉市、オーバーツーリズム、クラファン、入国税、宿泊税

倶知安町に外国人労働者住宅街開発計画 道が農地転用を許可へ

・倶知安町の農地に外国人労働者が住む住宅街を開発する計画について、北海道が農地転用を16日付で許可する見通しとなりました。
・計画は2.7ヘクタールに最大1,200人が住む大規模住宅地を整備するもの。
・当初は町の農業委員会が反対しましたが、北海道農業会議が「許可相当」と判断し、一転して容認に転じました。
・地元住民は4,315人分の反対署名を提出。
・北海道は審査基準を満たすとして許可に踏み切る方針。
・(有本氏は、反対から一転した判断の背景に“裏事情”があるのではないかと疑念を示しています。)
キーワード:倶知安町、外国人労働者、農地転用、反対署名

「町長室で性交渉」虚偽告白、草津町批判団体元代表が謝罪

・群馬県草津町の新井祥子元町議が町長と性交渉したと虚偽告白した問題で、支援団体の元代表が黒岩町長に謝罪しました。
・元代表の山本純氏は「事実関係を不十分なまま発信した」と謝罪。
・前橋地裁の判決で虚偽が認定され、民事でも結論が確定しました。
・(有本氏は、町長や家族が受けた精神的苦痛に対して、元議員への懲役2年・執行猶予5年の判決は軽すぎると述べています。)
キーワード:草津町、虚偽告白、新井祥子、名誉毀損、謝罪

トランプ政権、日本のロシア産エネルギー輸入停止を期待

・アメリカの財務長官は15日、トランプ政権として日本にロシア産エネルギー輸入の停止を期待していると加藤財務相に伝達。
・加藤氏は「日本はG7と協調してできることを行う」と述べるに留まりました。
・日本はロシア産石油の段階的削減に合意している一方で、サハリン2由来のLNG副産物(サハリンブレント原油)は輸入継続中。
・サハリン2は日本のLNG輸入の約9%を占め、エネルギー安全保障上不可欠。
・米国は同盟国に対し、自国産LNG購入を促しています。
・(有本氏は、米国の真意は自国オイル販売拡大にあり、日本はサハリン2からの0.1%程度の輸入を維持しつつ、米産ガス増加でバランスを取るべきと述べています。)
キーワード:ロシア産エネルギー、輸入停止、サハリン2、G7、米国