あさ8時! (あさ9) 第687回【2025年9月10日】

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百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! (あさ9)第687回
「あさ8時!」は、テレビや新聞であまり報道しないニュースを独特の切り口でコメントする必見Youtube番組です。下記は番組の冒頭でリストアップの記事に該当するBing検索ページにリンクしています。(番組は順不同で進行しますが、時間の関係もあり、すべての記事は紹介されません。)
①自民、総裁選の「フルスペック」実施を決定 党員票含む計590票
②自民総裁選、10月実施なら野党は国会召集要求へ 暫定税率廃止巡り
③拉致被害者家族“政治の混乱と停滞 悪影響になっていないか”
⑧米移民当局、日本人も3人拘束 現代自動車工場の475人摘発
①自民、総裁選の「フルスペック」実施を決定 党員票含む計590票
https://mainichi.jp/articles/20250909/k00/00m/010/051000c
⑤維新3衆院議員が離党届 執行部に不満、新会派結成へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025090800833&g=pol#goog_rewarded
④トランプ政権、移民「聖域都市」シカゴで摘発作戦を開始
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250909-OYT1T50149/
【要約】R7 09/10 あさ8時!(あさ9)第687回
今回の番組では、主に日本の政治状況、特に自民党の総裁選と関連する政治家の動向に焦点を当てています。ウイグル人の人権問題や米国の対応、日本の外交における姿勢が議論され、日本のメディアの報道姿勢と米国のメディアとの比較が行われています。また、自民党の総裁選の候補者やその戦略、派閥間の力学、および議員たちの個人的な背景や政策に対する考え方が詳しく語られています。さらに、維新の会の議員の離党とそれを取り巻く選挙戦略の思惑、日本の難民・移民政策、司法の役割、エネルギー政策といった多岐にわたるテーマが、対談形式で展開されています。全体として、日本の政治が抱える課題と、それに対する政治家や政党の対応のあり方が深く考察されています。
① 自民、総裁選の「フルスペック」実施を決定 党員票含む計590票
・今回の自民党総裁選について「白ける気分がいっぱい」との批判が出ている
・10月4日に総裁選が行われる予定だが、1か月近く総裁選びに時間を費やすことへの疑問が指摘されている
・「フルスペック」実施は党員投票を含むもので、候補者が地方で討論会を行いメディアに取り上げられることで党員に「参加感」を与える通俗的な戦略だと批判されている
・高市早苗氏を支持する層は、党員投票を含めることで高市氏の可能性が高まると見て賛成している
・ただし、国が停滞する1か月間への自民党全体の責任感が欠如していると問題視されている
・10月4日に新総裁が決まっても臨時国会の日程が未定であり、石破茂氏が1か月以上首相を務める危険性があると懸念されている
・過去の例として宮沢喜一内閣末期に河野洋平官房長官が「慰安婦強制連行があった」と発言した事例が挙げられ、石破内閣でも「第2の河野談話」のような事態を恐れる声がある
・野党は憲法53条に基づき臨時国会の開催を要求できるが、開会期限の規定がないため過去にも却下された例が多いと説明
・石破氏が「ポリシーは揺れていない」と言い続ければ、年末年始も石破政権が続く可能性もあるとの指摘
・今回の総裁選は前回から1年しか経っておらず、顔ぶれも大体同じで国民は既に候補者の考えを理解しているはずだと述べられている
・党員投票の民主性にも疑問が呈され、外国人党員や企業単位での大量加入、秘書による代理投票などが横行していると批判されている
・透明性を確保するには、国会議員だけで投票し、誰に投票したかを明示するべきだと主張されている
・「フルスペックを良いこととする自称保守派の自民党議員には疑問がある」と結論づけられている
キーワード: 自民党総裁選、フルスペック、党員票、臨時国会、石破政権、河野談話、憲法53条、党員投票の透明性、責任感、国会議員
⑤ 維新3衆院議員が離党届 執行部に不満、新会派結成へ
・維新の森島正し衆院議員(大阪)、安倍弘樹氏(比例九州)、佐々木隆史氏(比例北陸信越)の3人が8日に離党届を提出
・国会で会見し、藤田文武共同代表や遠藤敬国対委員長ら執行部の姿勢に不満があると説明、新会派結成を表明
・森島氏は藤田氏・遠藤氏体制で改革姿勢が失われたと主張、安倍氏は社会保障改革に異論を唱えた
・佐々木氏は維新内に連立入りを模索する動きがあると懸念し、安易な連立入り反対を表明
・吉村洋文代表は復党の可能性を残し、1週間程度の検討期間を設ける意向を示した
・佐々木氏は元NHKアナで、前回衆院選で福井2区から出馬、比例で復活当選した経歴
・比例復活議員は他党移籍が困難なため、佐々木氏の狙いは離党後の会派形成を経て、次回選挙で賛成党や国民民主党への移籍を狙う「コウモリ戦略」と分析されている
・維新支持率の低下で比例復活が難しくなる前に動いたと見られる
・福井2区では高木毅氏(自民)と山本拓氏(高市早苗氏の夫)が出馬し、山本氏が高木氏の票を削り、立憲候補が当選する複雑な構図があった
・森島氏は大阪市議出身で、大阪維新の会で成長会長を務めた経歴があり、維新の後押しがなければ当選は難しかったとされる
・佐々木氏の「電力会社に値下げを命令すべき」との主張は価格統制であり、太陽光賦課金廃止といった本来の議論を欠いていると批判
・「維新が大阪地域政党に戻りつつあり、大阪以外の議員が切り捨てられる局面」との見方も紹介されている
キーワード: 日本維新の会、離党届、新会派、藤田文武、遠藤敬、森島正、安倍弘樹、佐々木隆史、比例復活、選挙ファースト、コウモリ戦略、高木毅、山本拓、地域政党、電力料金値下げ、賛成党、国民民主党
④ トランプ政権、移民「聖域都市」シカゴで摘発作戦を開始
・米国土安全保障省は8日、不法移民の凶悪犯を標的にシカゴで摘発作戦を開始したと発表
・トランプ大統領は民主党支配の都市シカゴの治安悪化を以前から問題視していた
・「聖域都市」は不法移民に寛容で強制送還を控える政策をとる都市のこと
・国土安全保障省は声明で「不法移民の犯罪者に安全な都市はない」と非難
・作戦の期間や規模は不明で、シカゴ市長は「通知なし」と不快感を表明
・この治安対策は来年の中間選挙を見据え、民主党に打撃を与える狙いがあると分析されている
・ノースカロライナ州ではウクライナ難民女性が刺殺される事件があり、トランプ氏は治安強化正当化に言及
・シカゴが聖域都市を宣言した当時の市長はラーム・エマニュエル氏(現駐日大使)で、警察スキャンダル隠蔽の疑惑も指摘されている
・トランプ政権はロサンゼルス、ワシントンD.C.に続き、シカゴでも作戦を展開
・この動きは日本でも参考にすべきだとされ、川口市や三郷市など外国人増加地域の治安悪化が問題視されている
・川口市アンケートでは市民の半数以上、特に20代女性の7割以上が治安悪化を実感
・窃盗の一部は外国人が関与しているとの情報も紹介
・米連邦最高裁は「常識的判断なら合法」として人種的プロファイリングを容認した事例があり、日本の最高裁は厳格さに欠けると批判されている
・法務大臣が裁判所と戦う姿勢を持たなければ秩序は維持できないと警鐘
・内閣は最高裁判事を任命できるため、総理大臣は骨のある人物を指名すべきだと主張されている
キーワード: トランプ政権、移民、聖域都市、シカゴ、ICE、不法移民、ラーム・エマニュエル、治安悪化、司法、最高裁判所、人種的プロファイリング、入管庁、難民申請、法務大臣

