7月7日 – 今日は何の日?

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「特撮の日」とは?

1901年7月7日は「特撮の神様」とも称される円谷英二監督の誕生日であることから、特撮文化推進事業実行委員会が制定。日本で独自に発展した「特撮」を後世に受け継ぎ、より多くの人にその魅力を知ってもらいたいとの思いから。

映画関係者との出会い

円谷英二(本名:圓谷英一)は、1901年7月7日に日本の福島県須賀川市に生まれました。当初は飛行機のパイロットを目指していましたが、飛行学校が事故で閉鎖されたためにその夢は叶いませんでした。その後、東京電機大学の夜間部に入学し、学費を稼ぐために玩具会社で働きました。

 

そこで偶然に映画関係者と知り合ったことがきっかけで、映画人のキャリアを開始します。映画界での仕事を通じて、円谷英二は映画撮影技術の開発と研究に情熱を注ぎ、その努力は現在の映画撮影に不可欠な多くの技術と技法を生み出す結果となりました。彼は海外の映像作品からも学び、自分の技術をさらに磨き上げました。

 

彼の技術は、ミニチュアや別々のフィルムを重ね合わせる合成技術を活用した映像表現に特に見られ、これにより円谷英二は「特撮の父」と称されるようになりました。

テレビ・メディアとのマッチング

円谷英二が最も輝きを放った時期は、彼が東宝で働いていたときで、その時期には『ハワイ・マレー沖海戦』や『ゴジラ』などのヒット作を生み出しました。これらの作品は日本だけでなく、海外でも高い評価を受けました。彼の特撮映画は、そのエンターテインメント性と巧妙な技術により観客を引きつけ、視覚的な臨場感を提供しました。

 

その後、円谷は新たなメディアであるテレビに着目し、映像制作会社「円谷特技プロダクション」(現在の「円谷プロダクション」)を創設しました。彼のテレビ特撮作品は視聴者の興味を惹きつける高品質な作りで、視聴者が飽きないような工夫が施されていました。彼の初のテレビ作品『ウルトラQ』は大ヒットとなり、続く『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』も同様に大成功を収めました。

これ以降、円谷はテレビ界で特撮作品を数多く製作し続けました。その作品は、視覚的な表現力と独特の世界観、そして人間の可能性や友情、平和への願いといったテーマを通じて、視聴者に深い印象を与えるものでした。さらに、彼の作品は大人から子どもまで幅広い世代の視聴者を惹きつけ、社会現象ともなりました。

 

その独特な表現力と視覚的な効果、そしてその一貫したテーマは、後の特撮作品やアニメーションにも多大な影響を与え、円谷英二の名前と彼の作品は日本の特撮業界だけでなく、世界中で認知されています。また、彼の創った特撮技術は現代においても多くの映画やテレビ作品で活用されており、彼の遺した影響力は現在も続いています。

 

円谷英二は1970年に亡くなりましたが、その業績と影響力は今日でも語り継がれています。そして、彼の作った特撮作品は現在も愛され続け、新しい世代のクリエイターたちに影響を与え続けています。円谷英二は「特撮の父」として語り継がれており、彼の功績は特撮映画やテレビ番組の世界における革新的な技術と創造性の象徴となっています。

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 歴史上の出来事

(Wikipediaより抜粋)

 記念日・行事・お祭り

七夕 七夕は古くから行われているお祭り行事で、五節句のひとつ。
機織りが上手な織姫と牛飼いの彦星が年に一度、天の川を渡って会うことが許される日。この中国から伝わった伝説と日本古来の棚機津女の信仰とが結びついて現在の七夕行事になったといわれています。
ポニーテールの日 日本ポニーテール協会が制定。日付は、7月7日が「七夕」「ゆかたの日」であり、七夕伝説の織姫や浴衣にポニーテールがよく似合うことから。
ゆかたの日 日本伝統の衣類である「ゆかた」をより多くの人に着て欲しいと、日本ゆかた連合会が制定。
日付は、七夕の行事として女子は色糸を結び、7本の針と瓜を供え、裁縫の上達を祈り、衣類に感謝したという中国の故事にちなんで。
冷やし中華の日 冷やし中華の愛好家らが制定。日付は、7月7日が二十四節気の「小暑」となることが多く、暑さが本格的になり、冷やし中華がおいしい季節を迎えることから。
川の日 近年、都市の発展・治水事業の発展などにより希薄化した人と河川との関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻すことを目的として、国土交通省が制定。
日付は、七夕伝説の「天の川」のイメージがあることと、7月は「河川愛護月間」であることから。また季節的に水に親しみやすいことも。
七夕・そうめんの日 そうめんの消費拡大のため、全国乾麺協同組合連合会が制定。日付は、平安時代から、宮中における七夕の行事に「そうめん」が欠かせない供え物とされていたことから。
カルピスの日 1919年7月7日に日本初の乳酸飲料「カルピス」が誕生したことから。
これを記念して、アサヒ飲料(株)が制定。
赤しその日 「赤しそ」を尊ぶ日にと、三島食品(株)が制定。日付は、この頃に赤しその収穫が最盛期を迎えることと、しそは「紫蘇」と書くように蘇るものに由来する伝承があり、七夕の織姫と彦星伝説の年に一度蘇ることに通じるとの思いから。
アルティメットの日 フライングディスクを投げ、パスをつないで相手のエンドゾーンでキャッチをすると得点になるアルティメット。その競技の魅力と楽しさを伝えるため、日本フライングディスク協会が制定。
日付は、アルティメットが7人対7人で行う競技であることから。
笹かまの日 笹かまの全国的な普及と練り製品市場の活性化を図るため、宮城県蒲鉾組合連合会と(株)紀文食品が共同で制定。日付は、七夕に「笹の節句」という呼び名があることから。
高菜の日 高菜漬けにしてよく食べられる高菜の需要拡大を目的に、全日本漬物協同組合連合会が制定。
日付は「菜(7)っ葉」と「高菜(7)」の2つの言葉の掛け合わせから。
ソサイチ(7人制サッカー)の日 南米発祥の7人制サッカー「ソサイチ」の普及を目的に、日本ソサイチ連盟が制定。
日付は「ソサイチ」が7人対7人で試合することから数字の7が重なる7月7日に。
特撮の日 日本で独自に発展した「特撮」を後世に受け継ぎ、より多くの人にその魅力を知ってもらいたいと、特撮文化推進事業実行委員会が制定。日付は「特撮の神様」とも称される円谷英二監督の誕生日(1901年7月7日)から。
みんなで土砂災害の減災を願う日 自分たちの地域の溜池や崖などの存在やその危険性を知ってもらい、土砂災害を減らしたいと、「7月7日『みんなで土砂災害の減災を願う日』記念日推進会」が制定。
日付は、2018年7月7日から8日にかけて西日本や東海地方を中心に記録的な大雨となり、溜池が決壊するなどの土砂災害が多発したことと、七夕に大地を踏みしめて安全に夜空を見上げられることを祈って7月7日に。
コンペイトウの日 コンペイトウの食文化を後世に残し、コンペイトウに夢と希望を感じてみんながハッピーになってほしいと、「金平糖deつなぐ会」が制定。
日付は、七夕の日に星の形をしているコンペイトウを食べて全国にコンペイトウの天の川を作り、織姫と彦星が会えるようにと7月7日に。
ハスカップの日 豊富な栄養素を持ち「北海道の不老長寿の実」と呼ばれるベリーの「ハスカップ」。その魅力をより多くの人に知ってもらうため、美唄市農業協同組合、とまこまい広域農業協同組合厚真町ハスカップ部会、ハスカップ協会が連名で制定。
日付は、ハスカップは二つの花から一つの実をつけることから「愛の契り」の花言葉があり、七夕の織姫と彦星のように離れた二人が出会える日にと7月7日に。また、ハスカップの収穫時期が6月下旬から7月中旬であることも。
手織りの日 手織りの存在を多くの人に知ってもらい、手織り文化の発展につなげたいと、(株)SAORIが制定。
日付は、七夕伝説で機織りに秀でた「織姫」が、年に一度「彦星」と逢うために機織りを休む日が七夕の日とされていることから、この日に織姫に代わって手織りをしながら織姫に想いを馳せる日として7月7日に。

 本日の誕生日

7月7日には、マルク・シャガール(画家)、円谷英二(映画監督)、ピエール・カルダン(ファッションデザイナー)、リンゴ・スター(ビートルズ)、島田順子(ファッションデザイナー)、葉祥明(絵本作家)、研ナオコ(歌手)、ナンシー関(版画家)、 堤真一(俳優)、MISIA(歌手)、滝沢沙織(女優)、生田衣梨奈(モーニング娘。)、早田ひな(卓球)が誕生しています。(敬称:略)