【要約】習近平が軍幹部を一掃!台湾侵攻への足がかりか?【髙橋洋一チャンネル#1441】

【要約】習近平が軍幹部を一掃!台湾侵攻への足がかりか?【髙橋洋一チャンネル#1441】
『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

  習近平 軍最高幹部を一掃

『高橋洋一チャンネル#1441』の要約

権力集中報道への違和感(「素人化」する軍上層)

・報道では「権力集中」とされるが、中国中国の体制は外から見えにくく、実態が読み取りづらいという問題意識
中央軍事委員会中央軍事委員会のメンバー構成を見ると、制服組が極端に減り「残り1人」レベルに見える=上層が軍事の素人だらけになっている可能性
・軍は巨大組織なので、要所に実務を回せる人材がいないと動かない(人を切り過ぎるほど、指揮命令系統が機能不全になりやすい)

粛清が進むほど組織は回らない(継続性の破壊)

・軍組織は通常、継続性安定運用を重視し、人事を乱暴にいじらないのが一般的
・トップに**習近平**がいても、周辺の指揮官層を「バツバツ」切ると、現場は「誰の命令を聞けばいいか」が曖昧になりやすい
・企業に例えると「副社長級を一斉解任して社長1人にしても、大きな案件は回らない」——大事業ほど事前の布陣固めが必要
・拙速な人事は、緻密な作戦よりも「大技(力押し)」に傾きやすく、もしそうなれば不測の事態を招きうる、という懸念

失脚・クーデター説と台湾侵攻シナリオへの示唆

・ネット上には、軍上層での失脚や、場合によってはクーデターに近い動きがあったのでは、という見方が流れている
・もしクーデター絡みなら「地方転出」では済まず、見せしめとしての本格粛清になりやすい(軍隊では規律違反は重い)
・台湾進攻(=大規模オペレーション)を考えると、指揮系統を自ら細らせた状態で実行可能性はむしろ下がるのでは、という直観
・一方で「危機感が強いほど、無理筋でも押し切る」可能性も否定できず、そこが不気味だというニュアンス
・このタイミングでの大整理はメリットが薄く、逆に「よほどの危機感(内部不安)」を示唆しているのでは、という推測

結論:経済だけでなく政治面でも苦境のサイン

・これまでGDPなど経済面の苦境を論じてきたが、今回の動きは政治面でも体制が不安定化している印象
・「体制崩壊」「集団指導体制に戻る」といった観測もあるが、そもそも人を切り過ぎた軍上層で“集団指導”が成立するのかは疑問
・上層の連続粛清が続けば、若手側に「やってられない」という空気が生まれるリスクもあり、長期的には統治コストを上げかねない
・最終的な焦点は、**台湾**をめぐる判断と実行能力が、この人事と内部緊張でどう変質するか、という点に集約される


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