【要約】小泉進次郎が覚醒した!一体何が?【髙橋洋一チャンネル#1390】

【要約】小泉進次郎が覚醒した!一体何が?【髙橋洋一チャンネル#1390】
[スポンサーリンク]

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 進次郎覚醒!

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

小泉進次郎防衛相「覚醒」がネットで話題に

・ネット上で「新次郎覚醒」「小泉ポエムが神コメントへ進化」などと評され、最近の小泉進次郎防衛相への評価が高まっている
・日本の安全保障について、北朝鮮・ロシア・中国といった周辺国の脅威を挙げた上で「日本にも相応の抑止力が必要だ」という筋の通ったロジックで語っている
・従来のような抽象的スローガンではなく、具体的な情勢認識に基づいた説明になっており、「覚醒した」という印象を与えている

危機事態対応と「手の内を明かさない」答弁

・武力攻撃や存立危機事態への対応について、小泉氏は「高市総理が手の内を明かすのは不適切だと判断しているので、詳細は控えるべきだ」と説明
・危機対応で具体的オプションを公表しないことは安全保障上当然であり、高橋氏もこの姿勢を「全く正しい」と評価
・決まり文句の繰り返しではなく、なぜ答えられないのかという理由まで含めて説明しており、聞いていて分かりやすい答弁になっている

横須賀地盤と安全保障センス

・小泉氏は在日米軍基地と自衛隊が存在する「横須賀」が地元であり、日頃から米軍・自衛隊との行事や交流を通じて安全保障の現場に触れてきたとみられる
・そうした環境から、日米同盟や自衛隊の役割を否定するような発言は地元事情としてあり得ず、安保分野にはもともと強みがあった可能性が高い
・「地元のリアルな空気」を知っているからこそ、安保についてトンデモ発言をしにくいポジションにあり、それが今回の起用とも噛み合っていると分析

高市首相が防衛相に起用した政治判断

・当初「なぜ小泉が防衛大臣なのか」という疑問も多かったが、高市首相はむしろ他のポストで迷走されることを避けたのではないかと高橋氏は推測
・農水やエネルギー政策を任せれば、従来の「ポエム」的な発言やトラブルが再燃するリスクがある一方、防衛相は高市首相の指揮のもと動く範囲が狭く「レールが敷きやすい」ポスト
・横須賀地盤で自衛隊・米軍に詳しいこともあり、「安保なら大きく外さない」「高市路線のもとで手堅くこなせる」と判断して配置した可能性がある

防衛機密に触れることで変わる危機認識

・防衛大臣は、防衛機密や作戦計画など、一般には公開されない「特定秘密保護法」の対象情報にフルアクセスできる立場
・高橋氏自身、第2次安倍政権期に一部の話だけを聞いただけでも「日本の置かれた安全保障環境がいかに厳しいか」に驚いた経験があると振り返る
・写真や資料を通じて現実の脅威を突きつけられれば、多くの政治家は考え方が変わらざるを得ず、小泉氏もそうした「現実との直面」を経て覚醒した可能性があると示唆

石破茂への辛辣な評価と自衛隊側の不信

・一方で石破茂氏については、高橋氏が「後ろから鉄砲を撃つのが芸」と揶揄し、防衛相時代から同僚や政権への批判を繰り返してきたと指摘
・首相時代も対立的スタンスが目立ち、現在は「前からも横からも味方を撃っている」ような状態だと辛辣に批判
・自衛隊内部からも「そんな最高指揮官の命令で命を懸けろと言われても納得しがたい」という空気があったとし、最高指揮官としての信頼性に大きな疑問符が付いていたと述べる

小泉進次郎の今後とエネルギー政策の課題

・小泉氏は、防衛相として実務をこなし安全保障観を磨くことで、「少なくとも安保は任せられる政治家」というイメージを獲得しつつある
・これは将来の総裁選を見据えた際にも大きな強みとなり、国家の根幹である安全保障の部分では合格点を得つつあると評価
・一方で、再エネ偏重や太陽光推進など、過去に打ち出したエネルギー政策・環境政策については、今後の内政課題として再整理が必要
・高市首相が太陽光パネルへの厳しい姿勢や原発再稼働を進めれば、再エネを巡る「小泉カラー」は出番を失い、新たな政策像を模索せざるを得なくなる可能性がある


キーワード:小泉進次郎、防衛大臣、覚醒、安全保障政策、危機事態対応、日米同盟、横須賀、自衛隊、防衛機密、特定秘密保護法、石破茂、最高指揮官不信、高市首相、エネルギー政策、再生可能エネルギー、太陽光パネル、原発再稼働、総裁候補

[スポンサーリンク]
[スポンサーリンク]