【要約】グローバリスト・新自由主義はただのレッテル貼り【髙橋洋一チャンネル#1342】

【要約】グローバリスト・新自由主義はただのレッテル貼り【髙橋洋一チャンネル#1342】
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 グローバリズム 新自由主義って何ですか?

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

グローバリズムと「グローバリスト」の定義の曖昧さ

・「グローバリズム」は世界を一つとみなし、国境や国家の区別を否定する立場とされる
・移民政策を自由化する主張と結びつくことが多いが、自身は移民に厳しいため「グローバリスト」ではないと強調
・言葉の定義が曖昧なため、レッテル貼りとして使われやすい

経済的グローバリズムの意味

・経済分野では「関税撤廃」「国境なき経済活動」「外国企業の受け入れ」を志向する考え方
・ただし現実には国境や文化、人種の違いがあり、完全なグローバル化は非現実的と指摘
・世界が一つ、言語も一つという前提は現実離れしていると批判

新自由主義の基本と誤解

・「新自由主義」は規制緩和、小さな政府、市場メカニズムの重視を基本とする立場
・全てを民営化するという極端な考え方と結びつけられやすい
・自身は規制の限界も理解しており、純粋な新自由主義者ではないと説明

民営化をめぐる誤解

・自身が関わった民営化(例:郵政、道路公団など)は「完全な民営化」ではなく、規制を残した現実的対応
・「高橋は新自由主義者で民営化推進派」と言われるが、実態は異なる
・郵政は一部民営化したが最終的に逆戻りし、結果的に「本格的な民営化はほとんどしていない」と説明

レッテル貼りと現実的政策の違い

・「新自由主義者」「グローバリスト」といった言葉はイメージ先行で使われることが多い
・極端な立場を取る人は現実の政策を知らないことが多く、議論では具体的な知識を持つ自分が優位に立てると述べる
・竹中平蔵氏も「新自由主義者」と批判されるが、本人は反応せずに流していると紹介

保護主義との対比

・グローバリズムや新自由主義の対極には「保護主義」や「官業主義」があり、国家主導の経済を重視する立場
・共産主義的に「国がすべて担う」考え方も近いが、自身はそこまで極端ではないと強調
・実際の政策は極端ではなく、現実的な調整を伴うと主張

キーワード:グローバリズム、新自由主義、民営化、保護主義、レッテル貼り、規制緩和、郵政民営化

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