最低賃金 石破左派政権が民主党を凌駕する大失敗 来年の失業率が上がる…【髙橋洋一チャンネル#1326】

最低賃金 石破左派政権が民主党を凌駕する大失敗 来年の失業率が上がる…【髙橋洋一チャンネル#1326】
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『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。

 最低賃金6%上昇 過去最高の63円増

『高橋洋一チャンネル』の内容を要約

最低賃金、全国平均で初の1,000円超え

・2025年度の最低賃金が平均63円引き上げられ、全国平均は1,004円に
・これは前年比6.0%の上昇で、過去最大級の引き上げ幅
・都道府県ごとに調整されるが、全国一律の流れとして経済に影響大

キーワード:最低賃金、全国平均、63円引き上げ

石破政権は自画自賛、「データに基づく議論」と主張

・石破首相は「真摯な議論に基づいた決定」と評価
・高橋氏は「データに基づいていない決定」と真っ向から否定
・政権の姿勢は左派政権に典型的な「理想先行型」であり現実性に欠けると批判

キーワード:石破政権、データ軽視、自画自賛

経済モデルから見る適正な上昇幅は3.7%

・高橋氏は、安倍政権時代に使用していた計算式を用いて試算
・インフレ率や失業率などを基に、今年の適正な最低賃金引き上げ率は「3.7%」と算出
・今回の6.0%は「2.3ポイントのオーバー」で経済合理性を逸脱

キーワード:経済モデル、3.7%、合理的試算

民主党政権や韓国・文在寅政権と同様の失敗懸念

・過去、民主党政権も最低賃金を強引に2.4%引き上げ、結果として雇用が悪化
・韓国では文在寅政権が16%引き上げ、大量の雇用崩壊を招いた実例あり
・今回の日本の上げ幅は民主党より大きく、「さらに悪化する可能性が高い」と警告

キーワード:民主党政権、文在寅、政策失敗

雇用悪化は「半年〜1年後」に表面化

・最低賃金引き上げの弊害はすぐには表れず、半年〜1年後に顕在化
・企業は人件費の増大に対応できず、パート・新卒の採用を抑制する可能性大
・正社員の削減や補充停止も視野に入る

キーワード:雇用悪化、時間差、パート削減、新卒抑制

中小企業は「雇えない」と判断する可能性

・中小企業ほど人件費上昇の影響を直撃しやすく、雇用削減に動く恐れ
・「6%の賃上げ」は利益率の低い企業にとって致命的な負担
・事実上の雇用縮小、労働市場の硬直化が起こり得る

キーワード:中小企業、人件費圧迫、雇用縮小

景気・人手不足感とのミスマッチ

・現在の「人手不足感」は外国人労働者の流入や特定産業に限られている
・今後は米トランプ政権の政策によって景気が減速し、人余り状態になる可能性
・「人手不足だから最低賃金を上げてもよい」という前提が崩れる懸念

キーワード:人手不足、景気後退、トランプ関税

審議会の形式的決定、高橋氏「実質は政治判断」

・最低賃金は「審議会で決める」とされるが、実際には政権の意向が強く働く
・「データに基づく真摯な議論」とは言いがたい内容
・左派政権が長期政権化すると、構造的な政策失敗が繰り返される傾向あり

キーワード:審議会、形式的手続き、政治主導

高橋氏「これは空前絶後の最低・最悪政策」

・過去に「最低」「最悪」と言われた鳩山・菅両政権を超えるレベルと酷評
・石破政権は「雇用を破壊する左派政権の象徴」と評価
・責任が表面化する頃には政権が交代し、「責任逃れ」の構図になると予測

キーワード:最低最悪、石破批判、政権逃避

最低賃金政策の本質:「やりすぎ」が問題

・最低賃金の上昇自体は悪ではなく、「上げすぎると副作用が大きい」という点が重要
・経済状況や労働市場を無視した「政治的アピール」には慎重になるべき
・「ほどほどの賃上げ」であれば雇用や企業にも好影響を与えると指摘

キーワード:適正水準、経済バランス、やりすぎ懸念

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