GDPマイナスでも補正予算打たないで銀行にお小遣い💢どうしようもない【髙橋洋一チャンネル#1281】

『髙橋洋一チャンネル」は、数量政策学者で嘉悦大学教授の髙橋洋一さんが視聴者の質問に答える形で、政治経済や世界情勢など現在進行中の問題について理路整然と解説してくれるYouTubeチャンネルです。
INDEX(目次)
GDP1〜3月マイナス 3メガバンク純利益4兆円
『高橋洋一チャンネル』の内容を要約
小泉農水相による「米2000円」政策と随意契約の裏側
・小泉進次郎農水大臣が「米を2000円で」とする政策を掲げ、実現に向けて随意契約の業者選定が進んでいる
・小泉氏のメディア露出は政権のアピールであり、「ポスト石破」候補として育成されている印象
・小泉氏の背後には「小泉チーム」があり、制度設計などには財務省関係者も関与していると見られる
・随意契約は原則として禁止だが、例外規定が多数あり、緊急性や保存・運送などを理由に適用可能
・契約には財務省主計局法規課の「了解」が必須であり、これは実質的に財務省の承認が必要ということ
・袋詰めや輸送などの実務的作業に関して随意契約の要件を活用している可能性がある
・価格決定も「低下即」とすることで、供給を増やし価格を下げる仕組みを採用しているとみられる
地上波メディアは昨年の失敗を報じず、小泉氏の印象操作が進む
・昨年の自民党総裁選での小泉氏の失敗は、地上波ではほとんど報道されず、人々の記憶から消えている
・新聞やテレビは軽減税率の恩恵を受けているため、小泉氏に不利な報道を避ける傾向にある
・ネット上では当時の問題点を再度掘り返す動きがあるが、地上波は一切触れない
・こうした状況が、小泉氏の「実行力」や「成果」といったイメージづくりに貢献している
自民党の選挙戦略と「小幅負け」シナリオ
・参議院選では自民党が「大敗」ではなく「小幅な敗北」を狙っていると推測
・過半数確保には50議席前後が必要で、それを超えれば「勝ち」の印象を演出可能
・選挙後は「石破首相」待望論の再燃もあり得るが、現実的には高市氏と小泉氏の争いになる見通し
・前回総裁選で1位が高市氏、2位が石破氏、3位が小泉氏だったが、石破氏が退けば両者の直接対決に
財務省の思惑と小泉氏への期待
・財務省は過去の「小泉パパ政権」での消費税対応失敗を教訓に、小泉ジュニアには慎重な対応をしている
・農協改革を小泉氏に担当させることで、国民の目をそちらに向け、消費税議論を避ける戦略がある
・「農教改革は大変」という誤解もあるが、制度を整えれば実現可能であり、それを「おもちゃ」として与える形
・本質的には「消費税を上げさせないための農業改革」という見方もある
・ネット上ではこの戦略が理解されていないと高橋氏は指摘し、「手の内が読めていない」と批判
小泉進次郎のポテンシャルと問題発言
・小泉氏は見た目や存在感で政治的な「花」があると評価されている
・ただし「米に減価償却がある」といった誤解を招く発言には専門家も驚愕
・米は固定資産ではないため減価償却の対象ではなく、こうした知識不足が懸念材料
キーワード:小泉進次郎、随意契約、米2000円、農協改革、財務省、選挙戦略、メディア操作、消費税