【要約】「怪文書」入手。自民“造反組”の実名まで出る永田町の騒然【門田隆将チャンネル#0009】

INDEX(目次)
「怪文書」入手。自民“造反組”の実名まで出る永田町の騒然
『門田隆将チャンネル#0009』を要約
永田町で出回る「怪文書」の存在
・永田町では情報だけでなく「怪文書(内部文書風のもの)」が飛び交っている
・門田氏が入手した文書は「2025年10月14日 永田町怪情報」とされるもの
・焦点は「次の国会(21日頃とされる)で誰が首班指名されるか」に一点集中している
・文書には首班指名をめぐる4つのシナリオが列挙されている
シナリオ①:自民・高市総理が順当に誕生
・決選投票になった場合の想定
・自民党196票を固め、高市早苗氏がそのまま首相になるというオーソドックスな筋書き
・野党側が分裂したままで、高市氏勝利とされる
・門田氏自身も「最有力で可能性が高い」と見ている
シナリオ②:野党一本化で玉木首相(国民民主)
・自民196票に対し、立憲148・維新35・国民民主27が全て玉木氏に投票する想定
・野党側合計210票で玉木雄一郎氏が勝利し首相に、という野党連立型シナリオ
・ただし実際には、立憲・国民民主・維新が一致して動く可能性は薄いとの見立て
シナリオ③:野党+公明で斉藤首相(公明党代表)
・自民196票で高市氏
・公明24票が斉藤鉄夫氏
・立憲148・維新35・国民民主27が斉藤氏に乗る前提
・合計234票で斉藤氏が高市氏に勝利し「斉藤総理サプライズ誕生」と記載
・門田氏は「現実的にはほぼあり得ないが、永田町ではこうした噂が平然と語られる」と指摘
シナリオ④:自民分裂(造反26)で斉藤首相再登場
・自民196から造反26が出て170票に減る想定
・造反26+公明24+立憲148が斉藤氏に投票し、斉藤氏が198票獲得
・維新35は維新候補、国民民主27は玉木氏に入れても首相は斉藤氏、という筋書き
・門田氏は「公明側の願望が強い文書」と推測
造反26人リストの不自然さと“噂の増幅”
・文書の面白い点は「造反議員26人の実名リスト」まで載っていること
・地域名(秋田、福島、茨城、埼玉など)とともに個別議員名が記されている
・内容は荒唐無稽で、名前を出された議員は怒るレベルだが、実名が出ると噂が“真実っぽく”見えてしまう
・永田町ではこうした情報・謀略が混ざり合って拡散するのが常態だと説明
永田町の実態:反高市勢力の動きと情報戦
・門田氏の見立てでは、シナリオ②〜④は実現性が低い
・ただし「高市長期政権を恐れる非主流派」が動いているのは事実で、造反リストが出回っている
・元幹事長級など人脈の広い人物が各党・各派と接触しているとの噂も乱れ飛んでいる
・自民内の一部議員が、公明・立憲とも水面下で情報交換している状況
“媚中系議員”の存在と中国側の関与という見方
・こうした動きに共通するのは、親中・媚中と目される議員が軸になっている点だと主張
・中国側の意向・指示が背景にあるという構図で語られる
・斉藤氏が高市氏と会う前に、中国の呉江浩駐日大使と面会し「高市氏の話をした」と本人が番組で語った件を挙げる
中国の対日工作の枠組み(門田氏の整理)
・中国には対外工作・諜報的役割を担う二つの主要組織があると説明
・①党中央対外連絡部(中連):国際政治工作の中枢。トップの交代・失脚など最近の動きも紹介
・②党中央統一戦線工作部(統戦):国内向け中心だったが、近年は対外工作でも巨大化
・統戦トップは中国序列上位の人物で、斉藤氏が親密そうに写真撮影している点を問題視
・両組織は公明だけでなく、自民・立憲など各党に浸透しているという認識
高市政権は不可避、むしろ造反で“浄化”が進むべきとの主張
・門田氏は最終的に高市首相は「7〜8割以上の確率で確実」と繰り返す
・仮に一時的に野党政権的な形になっても、憲法・安保・エネルギーなどで不一致が噴出し短命に終わると予測
・むしろ造反が起きて、親中・左派的な議員が自民党から離脱する方が望ましいという立場
・高市政権の誕生時期は「来週でなくてもいい。半年後でも年内でもいずれ実現する」と余裕を示す
結論:永田町は激動、政治の話は当面続く
・怪文書自体は信憑性が薄いが、永田町の動きが過熱している象徴として紹介
・何年に一度かの大きな政治局面で、永田町全体が浮き立つような状況になっている
・門田氏としては当面この政治テーマから離れられそうにない、と締める
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