【要約】あさ8時!(あさ9)第707回【2025年10月9日】

「あさ8時!」は、テレビや新聞であまり報道しないニュースを独特の切り口でコメントする必見Youtube番組です。下記は番組の冒頭でリストアップの記事に該当するBing検索ページにリンクしています。(番組は順不同で進行しますが、時間の関係もあり、すべての記事は紹介されません。)
①ノーベル化学賞、北川進氏ら3人に「金属有機構造体」の開発で
⑨万博の運営費、230億~280億円の黒字見込み 建設費は別
【ゲスト:武田邦彦(科学者)】
00:00:43 番組開始
⑩河村たかし氏、日本保守党離党を正式表明
https://www.47news.jp/13264188.html
①ノーベル化学賞、北川進氏ら3人に「金属有機構造体」の開発で
https://www.yomiuri.co.jp/science/20251008-OYT1T50154/
②ノーベル生理学・医学賞に坂口志文氏ら 制御性T細胞を発見
https://mainichi.jp/articles/20251004/k00/00m/040/177000c
④H3ロケット8号機 12月打ち上げ 日本版GPS衛星
INDEX(目次)
【要約】R7 10/09 あさ8時!(あさ9) 第707回
番組では、科学者の武田邦彦氏を迎え、最近の政治動向と科学ニュースに焦点を当てています。日本保守党の川村たかし共同代表の離党について、武田氏と有本さんがそれぞれの見解を述べ、その背景にある政治運営や価値観の違いについて議論します。続いて、ノーベル賞の受賞者発表のニュースを扱い、武田氏は受賞対象となった科学的発見の意義や、日本の学術界が抱える課題について持論を展開します。最後に、日本の景気や賃金、技術開発、教育など、幅広いテーマについて、官僚主導の非効率性や正直な社会の重要性といった観点から対談を繰り広げます。
⑩ 河村たかし氏、日本保守党離党を正式表明
・共同通信によりますと、日本保守党の河村たかし共同代表は8日、正式に離党届を提出。
・その後、国会内で記者会見を行い、党運営をめぐる百田尚樹代表との関係悪化を理由に挙げ、「我慢を続けてきたが、信頼関係を維持するのは不可能と判断した」と説明。
・国政選挙における候補者選定でも対立があり、党拡大の手法をめぐる考え方の違いが埋められなかったと述べました。
・また、「自民党政治を打ち破るには数が必要だ」として、新党の設立や他政党との連携を視野に入れていることを示唆。
・一方で、百田代表側は、河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」との特別友党関係を解消する方針を示しています。
キーワード:離党、百田尚樹、党運営、減税日本
① ノーベル化学賞、北川進氏ら3人に「金属有機構造体」の開発で
・読売新聞によりますと、スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を北川進・京都大学特別教授(74)ら日米豪3人に授与すると発表しました。
・日本人のノーベル賞受賞は6日の生理学・医学賞の坂口志文氏に続く快挙。
・北川氏は、微細な孔が無数に存在する多孔性材料「金属有機構造体(MOF)」を開発。
・MOFは特定の気体を選択的に吸着・放出できる特性を持ち、天然ガスの貯蔵や温室効果ガスの分離など幅広い分野での応用が期待されています。
キーワード:MOF、金属有機構造体、北川進、応用
② ノーベル生理学・医学賞に坂口志文氏ら 制御性T細胞を発見
・毎日新聞によりますと、スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、2025年のノーベル生理学・医学賞を坂口志文・大阪大学特任教授(74)ら3人に授与すると発表しました。
・受賞理由は「抹消免疫寛容」の発見によるもので、免疫の過剰反応を抑制する「制御性T細胞(Treg)」を発見した功績が評価されました。
・坂口氏は、免疫系が自己組織を攻撃しないように制御する仕組みを明らかにし、自己免疫疾患の原因解明にも大きく貢献しました。
・さらに、自己免疫疾患を引き起こす遺伝子変異が制御性T細胞の発生を抑制していることを実証しています。
キーワード:坂口志文、制御性T細胞、抹消免疫寛容、自己免疫疾患
④ H3ロケット8号機 12月打ち上げ 日本版GPS衛星
・南日本放送によりますと、H3ロケット8号機が12月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
・JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、12月7日午前11時30分から午後0時30分の間に打ち上げを行うと発表しました。
・今回の8号機には、日本版GPS「みちびき5号」が搭載され、スマートフォンなどの位置情報精度の向上が目的です。
・H3ロケットはJAXAと三菱重工業が共同開発し、H2Aの約半分となる打ち上げ費用50億円を目指す低コスト型の日本の主力ロケットです。
キーワード:H3ロケット、12月7日、種子島宇宙センター、みちびき5号、低コスト化
⑧ 8月の実質賃金1.4%減、8か月連続マイナス
・読売新聞によりますと、厚生労働省は8日午前、8月の毎月勤労統計調査速報値を公表しました。
・物価上昇を考慮した実質賃金は前年同月比1.4%減で、8か月連続のマイナスとなりました。
・名目賃金(現金給与総額)は1.5%増の30万517円と44か月連続で増加しましたが、物価上昇(3.1%)に追いついていません。
・特に食料品など生活必需品の値上がりが続いており、実質的な生活水準の改善が見られない状況です。
キーワード:実質賃金、1.4%減、8か月連続マイナス、物価高、賃金上昇