【要約】あさ8時!(あさ9)第705回【2025年10月6日】

【要約】あさ8時!(あさ9)第705回【2025年10月6日】

 百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時!第705回』

【ゲスト:島田洋一(衆議院議員)】
00:02:46 番組開始
00:07:07 ニュース一覧
00:08:39 百田代表が高市氏に祝意 スパイ防止法は協力 移民見直さねば追及
00:36:50 高市氏の経済政策は 物価高対策を最優先 / 自民役員人事、鈴木俊一氏を要職起用で調整 幹事長案も浮上 00:54:17 高市新総裁に「本気で立ち上がってほしい」拉致被害者家族ら
01:40:18 ガラスの天井を破った高市氏「ジェンダー平等が後退」の懸念も
02:05:26 締め挨拶

下記のリストは番組で切り込んだニュースのダイレクト・リンクです。

⑩百田代表が高市氏に祝意 スパイ防止法は協力 移民見直さねば追及

https://www.sankei.com/article/20251004-44HUYI6MDZBQ5CS3TNJ7363E5I/

①高市氏の経済政策は物価高対策を最優先

https://www.sankei.com/article/20251005-U2FH6LKNEJMNVKGDECBYGYISQM

④自民役員人事、鈴木俊一氏を要職起用で調整幹事長案も浮上

https://mainichi.jp/articles/20251005/k00/00m/010/053000c

⑥高市新総裁に「本気で立ち上がってほしい」拉致被害者家族ら

https://news.ntv.co.jp/category/society/b07df028fe1844b9b0f70b5f24d568a1

②ガラスの天井を破った高市氏「ジェンダー平等が後退」の懸念も

https://mainichi.jp/articles/20251004/k00/00m/010/025000c

【要約】R7 10/06 あさ8時! 第705回

番組では、高市早苗氏が自民党の新総裁に選出されたことが主要なテーマとなっており、その政策や人事が詳しく議論されています。特に、日本保守党の百田尚樹代表による高市氏への祝意と、スパイ防止法などでの協力姿勢が示される一方で、減税や移民政策の見直しをめぐる厳しい追求の可能性も強調されています。また、高市氏の経済政策や、財務省寄りと見られる人事案への懸念、さらにジェンダー平等や拉致問題といったデリケートな政治課題に対する高市氏のこれまでの姿勢や今後の対応について、詳細な意見交換が展開されています。

百田代表が高市氏に祝意 スパイ防止法は協力 移民見直さねば追及

・産経新聞によれば、日本保守党の百田直樹代表は4日、自民党の高市新総裁に対しXで「まずはおめでとう申し上げたい」と祝意を表明した。
・高市氏が掲げた「スパイ防止法制定」について、「押し進めるなら日本保守党は協力を惜しまない」として支持を表明。
・一方で、減税、再エネ政策、移民政策の見直しを「やらないなら自民党に対して厳しく追及していく」と釘を刺した。
・高市氏は消費税減税を「選択肢から排除しない」としつつも、物価高対策としては「速効性はない」との立場で、ガソリン税の暫定税率廃止を優先する方針。
・エネルギー政策について百田氏は「美しい国土を外国製の太陽光パネルで埋め尽くすことには猛反対」と述べ、メガソーラー政策の転換を求めた。
・外国人政策では、高市氏が総裁選中に「ゼロベースで考え直す」「不法滞在者にも厳格に法律を守ってもらう」と発言していた。
キーワード:日本保守党、スパイ防止法、移民政策、メガソーラー、ガソリン税

高市氏の経済政策は物価高対策を最優先

・高市早苗総裁は新政権発足後、最優先課題として「物価高対策」に取り組む方針を示した。
・4日の記者会見では、仕入れコストや人件費上昇で苦しむ中小企業や農林水産業を支援するため、自治体向け支援交付金の拡充を最初に挙げた。
・ガソリン税・軽油引取税の暫定税率廃止にも取り組み、臨時国会で法案提出を目指す。
・財源には、税収の上振れ分や基金を活用する考えを示した。
・総裁選公約では、所得税減税と給付を組み合わせた「給付税額控除」を提唱。
・社会保険料の逆進性を踏まえ、中所得者層に最も恩恵がある制度だと説明した。
・また、所得税がかかる年収ラインの見直しに意欲を見せ、国民民主党の提案する「非課税枠178万円への拡大」に賛同。
・高市氏は「日本経済はギリギリのところにある」と指摘し、需要喚起による緩やかなインフレと「税収を増やす賢い投資」を目指すと語った。
キーワード:物価高対策、自治体支援交付金、暫定税率廃止、給付税額控除、インフレ

自民役員人事、鈴木俊一氏を要職起用で調整 幹事長案も浮上

・毎日新聞によると、高市総裁は党役員人事で麻生派の鈴木俊一総務会長を要職に起用する調整に入った。
・少数与党下で野党との連携交渉などを担う幹事長に起用する案も浮上している。
・麻生太郎元首相は総裁選終盤に高市氏支持を事実上指示し、高市氏も麻生氏に支援を強く求めていた。
・そのため、麻生派幹部の要職登用が有力視され、鈴木氏(麻生氏の義弟・当選11回)は環境相、財務相などを歴任。
・現在は2度目の総務会長であり、政権安定のカギを握るとみられる。
・また、内閣人事では木原稔前防衛大臣を官房長官に充てる案も浮上。
キーワード:鈴木俊一、麻生太郎、幹事長、要職、木原稔

高市新総裁に「本気で立ち上がってほしい」 拉致被害者家族ら

・日本テレビのニュースによると、北朝鮮による拉致被害者家族らは、高市氏の新総裁就任に「本気で立ち上がってほしい」と期待を寄せた。
・横田めぐみさんの母・早紀江さんは「まっすぐに貫いて本気で立ち上がってほしい」とコメント。
・家族会代表の横田拓也氏は「自分の家族が拉致されたという我がこと感と怒り、覚悟を持って解決に臨んでほしい」と述べた。
・田口八重子さんの長男・飯塚高一郎氏は「日本の障害を克服してくれる期待感がある方」と評価。
・全拉致被害者の即時一括帰国のため、早期に首脳会談を実現してほしいと要請した。
キーワード:拉致問題、横田早紀江、横田拓也、飯塚高一郎、即時一括帰国

ガラスの天井を破った高市氏 「ジェンダー平等が後退」の懸念も

・毎日新聞によると、自民党総裁選で唯一の女性候補だった高市早苗氏が新総裁に選出され、初の女性首相誕生へ道が開けた。
・海外では女性リーダーが次々誕生しているが、日本では長らく「女性首相」が実現していない。
・三重大学の岩本美沙子名誉教授は「原因は女性国会議員が少ないこと」と指摘。
・衆院に占める女性は15%(72人)、参院は29%(74人)にとどまり、G7では最低水準。
・列国議会同盟(IPU)調査では、日本の衆院女性比率は184カ国中140位。
・首相指名制度では、候補者も投票者も男性が多数を占めるため、女性首相誕生が困難だと分析。
・戦後の歴代36人の首相はすべて男性で、女性が初めて総裁選に挑戦したのは2008年。
・高市氏は3度目の挑戦で、ついに「ガラスの天井」を破った。
キーワード:ガラスの天井、女性首相、ジェンダー平等、女性議員比率、IPU