【要約】あさ8時!(あさ9)第700回【2025年9月29日】

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百田尚樹・有本香のニュース生放送 『あさ8時!第700回』
「あさ8時!」は、テレビや新聞であまり報道しないニュースを独特の切り口でコメントする必見Youtube番組です。下記は番組の冒頭でリストアップの記事に該当するBing検索ページにリンクしています。(番組は順不同で進行しますが、時間の関係もあり、すべての記事は紹介されません。)
①林芳正氏、A級戦犯分祀論に「わだかまりなく手合わせられる環境作る」
②スパイ防止法に賛否 小林・高市氏「必要」茂木・林氏は否定的
③立民が「いったん4万円支給」案給付付き控除設計、与党と協議へ
⑥英「デジタルID」制度導入へ 不法移民対策「不法就労を困難に」
④大阪で「中国系」企業設立ラッシュは「駆け込み移住」か
https://dot.asahi.com/articles/-/265968?page=1
①林芳正氏、A級戦犯分祀論に「わだかまりなく手合わせられる環境作る」
https://www.sankei.com/article/20250928-Q5V7KILKZVM75JVV2WJFO4Q2LE/
⑧洋上風力、世界で頓挫相次ぐ「コスト増で中止」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC128T80S5A910C2000000/
⑤スロバキア、「性別は男女のみ」と改憲 国際機関が懸念
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025092601197&g=int
【要約】R7 09/29 あさ8時! 第700回
番組は、日本保守党の南九州遠征の報告から始まり、鹿児島や熊本での熱い歓迎ぶりや、地域の外国人比率と移民問題に対する意識の高さについて語ります。話題はその後、大阪での中国系企業設立ラッシュと「経営管理ビザ」の悪用疑惑、国際的な洋上風力発電プロジェクトの頓挫、そしてスロバキアの男女のみを性別とする憲法改正案といった、国内外のニュース解説に移ります。特に、憲法改正の話題から、性的マイノリティの権利や移民政策が社会秩序にもたらす影響について、詳細な議論が展開され、日本の移民政策の現状に対する強い懸念が表明されます。
④ 大阪で「中国系」企業設立ラッシュは「駆け込み移住」か
・中国系企業の設立が大阪市内で急増している
・背景には10月中旬からの外国人向け「経営管理ビザ」取得要件の大幅厳格化がある
・専門家は、移住目的での駆け込み起業が行われていると指摘
・阪南大学・松村義教授が国税庁の法人データを分析し、同一ビルに多数の中国系企業が所在する事例を確認
・特に西成区では、旧簡易宿泊施設や生活保護者が利用する共同住宅内に中国系法人が集中
・現地では、狭小スペースに多数の法人登記が確認され、事業実態のない「ペーパーカンパニー」の可能性が高い
・新規設立件数は8月下旬までは1日10数件、9月上旬からは20~40数件に増加
・松村教授は、経営管理ビザ制度の設計段階から今回のような事態は予測できたはずで、国としての移住政策の不在を批判
キーワード: 中国系企業、経営管理ビザ、大阪市、西成区、ペーパーカンパニー、駆け込み移住
① 林芳正氏、A級戦犯分祀論に「わだかまりなく手合わせられる環境作る」
・自民党総裁選に立候補した林芳正官房長官は、28日のテレビ番組で靖国神社のA級戦犯分祀論に言及した
・林氏は、中曽根康弘元首相が分祀に熱心に取り組み、あと一歩まで行ったとする過去の経緯を紹介
・皇室を含めて「わだかまりなく手を合わせられる環境を作るのが政治の責任」と強調した
・林氏が所属していた旧宏池会の会長で、日本遺族会長も務めた古賀誠元幹事長も分祀に取り組んでいたと語った
・茂木敏充前幹事長は分祀には触れず、「誰もが英霊に手を合わせられる形を検討すべき」と述べた
・一方で高市早苗前安全保障担当相は番組終了後、記者団に「分祀は考えていない」と明言した
キーワード: 林芳正、A級戦犯、分祀論、靖国神社、中曽根康弘、政治の責任
⑧ 洋上風力、世界で頓挫相次ぐ「コスト増で中止」
・世界各国で洋上風力発電事業の中止・延期が相次いでいる
・2023年1月〜8月の間に、米英日印など10か国で合計10件、22GW規模の事業が中止や入札延期となった
・この22GWは、2023〜24年の合計導入見込み(16GW)を上回る規模
・原因は、原材料価格の高騰やタービン部品供給の逼迫によるコスト増
・米GEベルノバ社が主要部品であるタービンの受注を停止したことで、サプライチェーンが混乱
・脱炭素政策の中核と期待されていた洋上風力だが、現状では採算が見合わない状況に陥りつつある
キーワード: 洋上風力、コスト増、開発中止、脱炭素、タービン、22GW
⑤ スロバキア、「性別は男女のみ」と改憲 国際機関が懸念
・スロバキア議会が、性別を「男性」と「女性」のみと定義する憲法改正案を26日に承認
・欧州評議会の諮問委員会は、性的思考や性自認に対する差別を助長しかねないと事前に懸念を表明
・改正案には、LGBTを含む性的少数者の養子縁組を原則否定し、教育現場での性的少数者の扱いに否定的な記述も含まれる
・アムネスティ・インターナショナルは「すでに困難な立場にある人々をさらに追い込む」として強く批判
キーワード: スロバキア、憲法改正、性別、男女のみ、性的少数者、欧州評議会