あさ8時!(あさ9)第678回【2025年8月21日】

あさ8時!(あさ9)第678回【2025年8月21日】

下記のリストは番組で切り込んだニュースのダイレクト・リンクです。

①日本ルート解明へ、米麻薬取締局が捜査 中国組織のフェンタニル密輸

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90799360R20C25A8MM8000/

③参政党・神谷代表、核兵器は「必要ないと思います」

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202508190000161.html

④中国水力発電所 小型産業用コンピュータをドイツ製から中国国産へ

https://www.news-postseven.com/archives/20250819_2058757.html?DETAIL

番組冒頭

名古屋を拠点とする中国組織が関与するフェンタニル密輸問題について詳しく説明し、日本の当局やメディアがこの問題に十分な注意を払っていない現状に懸念を表明しています。特に、名古屋市副市長の不適切な振る舞いを指摘し、その背景にある中国からの影響について推測しています。さらに、中国の水力発電所における外国製コンピューターから国産システムへの切り替えを取り上げ、チベットの水源支配や中国の周辺国に対する水利権の掌握という長期的な戦略と関連付けて論じています。

①日本ルート解明へ、米麻薬取締局が捜査 中国組織のフェンタニル密輸

・アメリカ麻薬取締局(DEA)が、中国組織によるフェンタニル原料密輸問題で日本・名古屋市に拠点があった実態を捜査開始
・日本が危険薬物の配送・資金管理の基地とされ、組織の中心人物は逃亡中
・DEAは日本を対象とした捜査を進めているが、日本の警察や政府の対応は鈍いとの批判
・「21世紀のアヘン戦争」とも呼ばれ、アメリカでは年間10万人が死亡する深刻な事態
・日経新聞の報道を受け、アメリカのグラス大使もX(旧Twitter)で日米協力の必要性を強調
・日本の政治家やメディアの反応は乏しく、特にテレビは中国絡みのため報道回避と指摘
・フェンタニルの原料は中国・武漢の会社と名古屋の中国人企業から名古屋港を経由し輸出
・日本保守党の百田代表も関心を示し、夏以降にアメリカ側と情報交換を希望
・経営管理ビザによる在留中国人増加が問題視され、資本金要件の引き上げ議論あり
・アメリカはフェンタニルを最上位の麻薬に指定し、医療用途も制限されるほど危険視
・日本が「抜け穴」として利用されているのに政府・NHKなどが黙している状況を疑問視

キーワード:フェンタニル, 密輸, 中国組織, 名古屋, アメリカ麻薬取締局(DEA), 日経新聞, 21世紀の亜変戦争, グラス大使, 日本保守党, 百田尚樹, 経営管理ビザ, 水際対策, 薬物規制

③参政党・神谷代表、核兵器は「必要ないと思います」

・参政党の神谷宗幣代表が「核は最終的には必要ない」と発言(日刊スポーツ報道)
・発言は参院選中の候補者「核が最も安上がり」発言を受けたもの
・AbemaPrime番組内で、世界的な核抑止論や通常兵器紛争の拡大が議論
・東大・鈴木一人教授は「核のコスパは悪い」とし、核抑止が紛争をむしろ拡大と指摘
・堀潤氏が長崎の平和式典で神谷氏に直接質問し、即答したもの
・神谷代表の発言は即興的で意図は不明確だが、核についての議論の封印を解く必要性が強調される
・中国・ロシア・北朝鮮に囲まれる日本で核を考えないのは怠慢との主張
・「非核三原則」に加え「議論すらしない現状」を批判し、中川昭一氏もかつて問題視
・日本の技術力をもってすれば製造可能で、北朝鮮のように核で抑止力を持てるとの考え方も提示

キーワード:参政党, 神谷宗幣, 核兵器, 核抑止, 堀潤, 鈴木一人, 非核三原則, 安全保障

④中国水力発電所 小型産業用コンピュータをドイツ製から中国国産へ

・中国第3位・世界第4位の水力発電所(金沙江上流、チベット自治区境界)で海外製から国産システムへ切り替え
・当初はシーメンス(独)、シュナイダーエレクトリック(仏)の製品を使用予定だったが、中国の流神テクノロジー社製に変更
・表向きの理由はサイバー攻撃対策だが、真意は不透明
・金沙江は長江上流で、アジア主要河川の水源を持つチベットの戦略的重要性を示す
・中国はダム建設を進め、下流諸国の水枯渇を招き、水利権を掌握
・チベットや新疆での地図改変・移住政策により、現地民族が少数派化し迫害を受けている実態も指摘
・名古屋市政の親中姿勢(副市長の言動、中日新聞や愛知県政との関係)への批判も関連づけられた

キーワード:中国, 水力発電所, 国産化, 金沙江, チベット, 水源, 水利権, 長江, サイバー攻撃, 国家安全保障, 経済侵略, 中日新聞, 名古屋市