2月14日 – 今日は何の日?

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ピックアップ TODAY!
●日本特有のバレンタインデー!…バレンタインデーにチョコレートを贈る文化は、日本特有のもの。
海外でもバレンタインデーにチョコレートを贈ることはありますが、海外の場合はチョコレートに限らず、カードや花束、お菓子などを恋人や家族、友達に贈ります。チョコレートが主役となるのは、日本ならではことです。
日本でバレンタインデーが認知されるようになったのは、いろいろな説がありますが、始まりとして1958年(昭和33年)2月に伊勢丹新宿本店でメリーチョコレートがキャンペーンを行ったからともいわれています。
最近はチョコレートに限らず、クッキーやマカロンなどのお菓子や小物をプレゼントする人も増えていますが、やはりバレンタインで最も多く商品が展開されるのはチョコレートで、年間消費量の2割程度が2月14日に消費されるというほどの行事になっていますが、最近では多様化しています。
1970年代後半頃に、女子が男子に親愛の情を込めて本命チョコを贈るという「日本型バレンタインデー」が、日本社会に定着すると、さらに1980年前半には日本独自のホワイトデーと義理チョコの習慣が登場しました。
しかし、義理チョコは1990年代後半以降衰退傾向にあり、2000年代後半から2010年代前半においてもその傾向は継続しています。その反対に増加傾向にあるのが、女性が女性へチョコレートを贈る「友チョコ」です。2000年代初旬より広まってきてバレンタイン市場・商戦を支える存在となって、特に2000年代後半以降、友チョコの市場規模は拡大傾向となっています。
バレンタインデーにおけるチョコの売上停滞に危機感を抱いた関連業界の企業において、友チョコを重視したキャンペーンを行ったり、男性が女性にチョコレートを贈る「逆チョコ」といった様々な展開で消費活性化を図っています。さらに商品の種類が多様化するため、、輸入品や高級品のように店頭在庫が珍しいものを自らのために買い求める「自分チョコ」を行う者も2000年代以降増えているとのことです。
尚、3月14日のホワイトデーは、「贈り物をもらったらお返しをする」という日本人ならではの習慣から生まれたイベント。全国のお菓子メーカーが、「チョコレートをもらったらマシュマロやクッキーをお返ししよう」というキャンペーンを展開したことでスタートしたといわれています。
●バレンタインの起源は?…かつてバレンタインデーは、西暦269年2月14日に処刑された、司祭ウァレンティヌス(ヴァレンタイン)を祭る日だったといわれています。
当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、「若者が戦争へ行きたがらないのは、故郷に残る家族や恋人と離れたくないからだ」として、兵士たちの結婚を禁じていました。そのような状況の中、結婚もできないまま戦地へ送られる若者をかわいそうに思ったキリスト教司祭のウァレンティヌスは、若い兵士の結婚式を内緒で行っていたのです。
そのことを知った怒った皇帝はウァレンティヌスを問いただし、二度と法に背かないよう命じますが、ウァレンティヌスは従わなかったため、処刑されてしまいました。
その後、ウァレンティヌスは「聖バレンタイン」という聖人として、広く知られるようになったとのことです。
この日は世界各地でカップルの愛の誓いの日とされますが、ヨーロッパやアメリカでは男性から女性に花やギフトを贈ったり、大切な友達にカードを贈ったり、夫から妻へアクセサリーを贈ったり、子供同士でキャンデーの交換をしたりすることが習慣になっています。世界的に見ると日本とは違い、男性から女性に贈り物をする日として広まっているようで、日本のバレンタインデーは、世界的に見ても日本の独特なイベントのようです。
記念日・行事・お祭り
歴史上の出来事
- 2018年(平成30年)
- マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件が発生し、17人が死亡。
- 2000年(平成12年)
- NASAの小惑星探査機「NEARシューメーカー」が小惑星エロスの軌道に到着し、史上初のランデブー飛行。
- 1996年(平成8年)
- 羽生善治が史上初の将棋のタイトル七冠独占を達成。
- 1990年(平成2年)
- ローリング・ストーンズの初来日公演が東京ドームからスタート。
- 1973年(昭和48年)
- 最後の移民船・にっぽん丸が横浜港から出航。
- 1972年(昭和47年)
- 第6回冬季オリンピック、オスロ大会開催。(2月25日まで)
- 1946年(昭和21年)
- 世界最初のデジタル電子計算機ENIACが公開。(アメリカで開発)
- 1917年(大正6年)
- 『主婦之友』創刊。
- 1914年(大正3年)
- 東京海上保険が自動車保険の事業免許取得、日本における自動車保険の発祥。
- 1876年(明治9年)
- グラハム・ベルが電話の特許を出願。
今日の誕生日
- 1468年 – ヨハネス・ヴェルナー、数学者、地理学者(1522年逝去)
- 1766年 – トマス・ロバート・マルサス、経済学者(1834年逝去)
- 1820年 – 清水次郎長、幕末・明治期の侠客(1893年逝去)
- 1838年 – 岡田以蔵、江戸時代末期の土佐藩郷士(1865年逝去)
- 1863年 – 岡倉天心、美術家(1913年逝去)
- 1866年 – 中村歌右衛門 (5代目)、歌舞伎俳優(1940年逝去)
- 1868年 – 岡田啓介、第31代内閣総理大臣(1952年逝去)
- 1878年 – 広田弘毅、第32代内閣総理大臣(1948年逝去)
- 1898年 – 青木均一、実業家(1976年逝去)
- 1907年 – 陣出達朗、時代小説家(1986年逝去)
- 1937年 – マジック・サム、ブルースギタリスト、シンガー(1969年逝去)
- 1941年 – 田中光二、SF作家
- 1942年 – 林与一、俳優
- 1942年 – マイケル・ブルームバーグ、実業家、ニューヨーク市長
- 1942年 – リカルド・ロドリゲス、F1ドライバー(1962年逝去)
- 1943年 – 秋野太作、俳優
- 1944年 – カール・バーンスタイン、ジャーナリスト
- 1945年 – 扇ひろこ、演歌歌手
- 1951年 – 赤松愛、ミュージシャン(元オックス)
- 1953年 – 鈴木キサブロー、作曲家
- 1953年 – 海老名みどり、女優、エッセイスト
- 1955年 – 田口光久、元サッカー選手、指導者(2019年逝去)
- 1957年 – 隆大介、俳優(2021年逝去)
- 1959年 – ルネ・フレミング、ソプラノ歌手
- 1962年 – 大川豊、大川興業総裁
- 1963年 – 河内家菊水丸、弁舌家
- 1969年 – マルシア、歌手、女優
- 1971年 – 酒井法子、元歌手、女優
- 1971年 – 平子理沙、ファッションモデル
- 1972年 – 武双山正士、元大相撲力士、藤島親方
- 1973年 – 佐藤有香、元フィギュアスケート選手、コーチ
- 1974年 – バレンチナ・ベッツァーリ、フェンシング選手
- 1976年 – JUJU、シンガーソングライター
- 1977年 – 冲方丁、小説家
- 1979年 – こがけん、お笑いタレント
- 1980年 – 山口紗弥加、女優
- 1983年 – もう中学生、お笑いタレント
- 1987年 – 市川紗耶、ファッションモデル、タレント
- 1992年 – 菅原小春、ダンサー、振付師