2月8日 – 今日は何の日?

INDEX(目次)
ピックアップ TODAY!
●ロカビリーの日…1958年のこの日に、ロカビリーブームの火つけ役となった日劇ウエスタンカーニバルが開催されたことに由来する。
ロカビリーは1950年代初期のアメリカ南部、メンフィスなどの地域において、黒人音楽のブルースと、白人音楽のヒルビリーやカントリー、ブルーグラスが融合して生まれ、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ、エルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイス、ジーン・ヴィンセント、バディ・ホリーらによって1950年代後半に普及した。
特にエルヴィス・プレスリーはロック・アンド・ロール(ロックンロール)の誕生に大きく貢献し、その功績からキング・オブ・ロックンロールと称され、1950年代に、アメリカやイギリスをはじめとする多くの若者を熱狂させ、ポピュラー音楽の歴史の中で、最初の大きなムーブメントを引き起こした。
日本のロカビリーは、1958年、カントリー・ミュージックのバンド「オールスターズ・ワゴン」に在籍していた平尾昌晃がソロ・デビューし、ミッキー・カーチス、山下敬二郎と共に「ロカビリー三人男」称され「日劇ウエスタンカーニバル」などに出演し「ロカビリー・ブーム」に発展した。
60年代後半にはグループサウンズ・ブームに押され、ロカビリー、ロックンロールは退潮傾向となってしまう。
1970年代末から80年代には、日本でもネオロカビリー・ブームにより、50sファッションやコントラバスをスラップする演奏スタイルが見られ、ザ・ヴィーナスの「キッスは目にして!」がヒットした。音楽の他にダックテール(ロカビリーのヘアスタイル)や、原宿のローラー族によりジルバなどのダンスが踊られ、一つの流行をつくった。
[追記]
1958年のこの日からスタートした第1回日劇ウエスタンカーニバルはドーム球場や日本武道館といった大規模なコンサート会場が存在しない当時に、観客動員数は初日だけで9,500人、1週間で45,000人という異例の記録を残した。
1950年代にはロカビリーブームを生み、1960年代後半にはグループ・サウンズ(以後GS)ブームが巻き起こり、その熱狂のステージを日劇は提供した。
しかし、GSブームの終焉とともに客足も遠退くなか、1970年12月にはキョードー東京が「Rock Carnival #1」としてブルース・ロックの雄、ジョン・メイオールを招致した。しかし、1971年のラッド・スウェット & ティアーズ、BBキング、フリー、シカゴ、グランドファンク・レイルロード、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、エルトン・ジョンの初来日ステージは日本武道館に広い会場に移した。
日劇の1970年代は主にジャニーズ事務所のタレントをメインとしたアイドルショー、キャンディーズの単独ショーも行われ、1977年8月の第57回をもって、音楽ステージの幕を静かに閉じた。
記念日・行事・お祭り
歴史上の出来事
- 2002年(平成14年)
- 第19回冬季オリンピック、ソルトレイクシティ大会開催。(2月24日まで)
- 1992年(平成4年)
- 第16回冬季オリンピック、アルベールビル大会開催。(2月23日まで)
- 1982年(昭和57年)
- ホテルニュージャパン火災が起こる。死者33人・負傷者34人。
- 1974年(昭和49年)
- スカイラブ計画: アメリカ初の宇宙ステーション、スカイラブ最後の乗員が地球に帰還。
- 1971年(昭和46年)
- NASDAQが証券取引を開始。
- 1958年(昭和33年)
- 日本本土からのアメリカ地上軍の撤退が完了。
- 1958年(昭和33年)
- 日本劇場で、第1回日劇ウエスタンカーニバルを開催。
- 1898年(明治31年)
- グレゴール・ヨハン・メンデルがメンデルの法則を発表。
今日の誕生日
- 1700年 – ダニエル・ベルヌーイ、数学者、物理学者(1782年逝去)
- 1828年 – ジュール・ヴェルヌ、SF作家(1905年逝去)
- 1851年 – 岩崎弥之助、実業家、三菱財閥2代目総帥(1908年逝去)
- 1864年 – 川上音二郎、俳優、興行師(1911年逝去)
- 1883年 – ヨーゼフ・シュンペーター、経済学者(1950年逝去)
- 1918年 – フレッド・ブラッシー、プロレスラー(2003年逝去)
- 1925年 – ジャック・レモン、俳優(2001年逝去)
- 1931年 – ジェームズ・ディーン、俳優(1955年逝去)
- 1932年 – ジョン・ウィリアムズ、作曲家
- 1937年 – ばってん荒川、ローカルタレント(2006年逝去)
- 1944年 – 山本寛斎、ファッションデザイナー(2020年逝去)
- 1944年 – 柴田勲、元プロ野球選手
- 1951年 – 本田博太郎、俳優
- 1957年 – 黒川弘務、東京高等検察庁検事長
- 1959年 – 山田詠美、作家
- 1972年 – 望月理恵、フリーアナウンサー、キャスター
- 1976年 – 田中卓志、お笑いタレント(アンガールズ)
- 1978年 – 古瀬絵理、フリーアナウンサー
- 1983年 – 篠宮暁、お笑いタレント(オジンオズボーン)
- 1985年 – 松下奈緒、女優、ピアニスト
- 1987年 – カロリーナ・コストナー、フィギュアスケート選手
- 1988年 – 佐々木希、ファッションモデル、女優
- 1990年 – 林翔太、アイドル(ジャニーズJr)
- 1992年 – 松友美佐紀、バドミントン選手
- 1993年 – 水野絵梨奈、女優、元ダンサー(元Flower、元E-girls)
- 1995年 – 高橋健太郎、バレーボール選手
- 1996年 – 藤原丈一郎、アイドル(関西ジャニーズJr.、なにわ男子)
- 1998年 – 八村塁、プロバスケットボール選手