「ARASHI SPRING CONCERT 2001 〜嵐が春の嵐を呼ぶコンサート〜」は、2001年3月25日から4月30日まで9会場29公演をするというツアーであったが、2001年3月24日に発生した芸予地震の影響で、4月12日のコンサート会場の愛媛県松山市民会館の一部が損壊したため、中止となった。
1月のトニセン(V6の坂本昌行・長野博・井ノ原快彦によるユニットで、20世紀を意味する「20th century(トゥエニース・センチュリー)」の略称)がコンサートを行った松山市民会館は、壁が剥がれ、ガラスが割れるなど大きな被害を受けていた。
結果、延期・振替の都合がつかなかったため、チケット代は返金になり、ファンは悲しみにくれた。櫻井くんも修学旅行での思い出の地ということでその地のコンサートを楽しみにしていた。
メンバーはこの中止を受け、その後このツアー最終日に行われた記者会見にて、「必ず借りは返します。」と悲しむファンに対して再訪を誓った。
そして、2003年に嵐が松山を訪れた際は、中止となった公演のお詫びの意味も含め、他会場とは異なる構成も取り入れ、愛媛のファンに嵐ならではの流儀で返礼した。