翔くんは、嵐としてデビューしてから約半年後、慶應義塾大学経済学部経済学科に進学する。
ジャニーズJr.の活動でも、試験の1ヶ月前からは仕事も休むなど、学業を優先することを徹底、当時の睡眠時間は3時間くらいで毎朝4時に起き前日の授業の復習をして、楽屋でもいつも参考書片手に勉強していたという。
お父さんが東京大学卒の官僚で、お母さんがお茶の水女子大卒の超エリート一家の息子ということもあり、小学校である慶應義塾幼稚舎から中学、高校とエレベーター式で進学したわけです。
しかし、この慶應義塾大学経済学部は一般入試を含めても4人に1人は留年してしまうほど過酷な学部で内部進学者といえども、努力せねば、すんなりと卒業できないレベルの高い学部なのですが、翔くんは2004年3月にストレートで卒業します。
芸能活動にも手を抜かず、学業と両立させたのは、本人自身が相当な努力を重ねた結果でしょうね。
2013年に「なぜ経済学部を選んだのか」について翔くんが語りました。
その学部を、仕事しながらでも卒業できれば、大学生活を全うしたと、胸を張って言えるんじゃないかと。分かりやすく、大人に認めてもらえるんじゃないか、って思ってた。つまり、あの学部は比較的ラクな方だよね、そりゃ嵐やりながらでも卒業できるよね、って言われたくない。そう思われるのはショックだ、って思ったんだよね。当時の僕は、誰にも文句を言わせる余地を与えたくなかったのかもしれないね。